本髙克樹の生い立ち|早稲田大学と芸能活動を両立して俳優になるまで

本高克樹の生い立ちを、早稲田大学・台本・舞台照明・根のモチーフでたどる構成

PROFILE

人物プロフィール

ふりがな
もとだかかつき
カテゴリー
男性俳優
出身地
東京都
生年月日
1998年12月6日
芸能活動開始
2011年
デビューのきっかけ
オーディション

2026年時点でB&ZAIのメンバーとして活動する本髙克樹さんは、1998年12月6日生まれの東京都出身です。

2011年にジュニアへ入所し、アイドル活動を続ける一方で、早稲田大学高等学院から早稲田大学、大学院へ進み、2026年3月に博士(工学)を取得しました。

ただ、俳優としての仕事が広がったのはもっと前で、2020年には事務所公演以外で初めてとなる舞台『脳内ポイズンベリー』へ出演し、同年の『幸福王子』では初主演を務めています。

その後はドラマにも進み、学業と芸能活動をどちらか一方に絞らず続けてきました。

今回は、そんな本髙克樹さんの生い立ちや家族、学生時代、芸能界入りから俳優として活動を広げるまでの道のりをご紹介します。

本髙克樹の生い立ち|東京都出身、芸能界に入るまで

本髙克樹さんは東京都出身で、公式プロフィールではサッカー、ピアノ、数学などを特技に挙げています。

芸能界へ入ったのは中学1年だった2011年ですが、それ以前から一つのことへ集中すると、とことん取り組む子どもだったようです。

サッカーやピアノに親しんだ少年時代

サッカーやピアノは、芸能活動を始めた後も本髙さんの生活の中に残っていました。

高校受験の時期にはピアノにも熱中し、先生から少し休むよう言われるほど練習していたことを、過去のインタビューで明かしています。

一方で、中学生らしい行動力が伝わる話もあります。

中学生のころ、友人と「川をたどれば東京湾へ出て夢の国へ行けるのでは」と考え、地図を使わず自転車で川沿いを進み、本当に目的地までたどり着いたことがありました。

現地にいたのはわずか5分ほどで、帰りまで含めると約7時間の自転車旅になったそうです。

また、中学受験では十分に勉強できなかったことから志望校に届かず、母親に勉強不足を指摘された悔しさを経験しました。

その後は数学を自分の得意分野として意識するようになり、学業を生活の軸の一つに置くようになっていきます。

中学1年の2011年に芸能活動をスタート

2011年8月27日、中学1年の夏にジュニアへ入所しました。

公式プロフィールの生年月日と入所日から計算すると、当時は12歳でした。

芸能活動はここから始まりましたが、中学時代の本髙さんは仕事だけへ進んだわけではありません。

高校受験を前にすると、約半年にわたって芸能活動を休み、勉強へ集中する時期を選びました。

公式プロフィールでは1998年12月6日生まれ、2011年8月27日入所と確認できるため、入所時は12歳です。

本髙克樹の家族|父親の本と両親の後押しが進路を広げた

本髙さんは家族について、進路を決めた場面や舞台の役作りに関わる具体的な思い出をいくつか語っています。

特に父親から渡された一冊の本、博士課程を勧めた両親、自衛官だった祖父との会話は、その後の学業や仕事を理解するうえで印象的なエピソードです。

中学受験に失敗した際には母親の言葉を悔しく感じたものの、その経験から学業の大切さを強く意識し、数学を自分の軸にしていきました。

父親からもらった経営系の本が大学の専攻選びへ

高校時代の後半、本髙さんは父親から経営に関する本を渡されました。

内容をノートへまとめながら読むうちに経営分野への関心が深まり、大学では早稲田大学創造理工学部の経営システム工学科へ進みます。

もともと得意だった数学を生かせる理系へ進みたい気持ちはありましたが、父親の本を読んだことで「数学を使って経営を考える」という選択肢が加わりました。

早稲田大学で選んだ経営システム工学は、数理的な方法を使いながら企業や社会の課題を考える分野で、後にライブ市場を研究する土台にもなっています。

父親から渡された本が、大学で何を学ぶかを考えるきっかけの一つになりました。

両親に背中を押され修士から博士課程へ

大学卒業後も学びを続け、2023年には早稲田大学大学院創造理工学研究科の修士課程を修了しました。

さらに博士後期課程へ進む際には、両親の後押しも大きかったと話しています。

一番の理由は、「学びを止める理由があまりなかった」からです。

出典:早稲田ウィークリー「キャリアいろいろ 寄り道・脇道・一本道 ~あなたのルート(人生)は無限大」(2026年6月29日)

博士号を取る未来は当初はっきり想像できていなかったものの、研究で少しずつ結果が出始めたことで博士課程を続けていきました。

祖父から聞いた戦争の話が主演舞台の役作りへ

家族との記憶は、学業だけでなく俳優として作品へ向き合う場面にも現れています。

2025年に主演した舞台『シークレットライフ -Secret Life of Humans-』は、戦争と学問、人間の選択を扱う作品でした。

僕の祖父が自衛官だったので、よく戦争の話を聞いていたんですよ。

出典:SPICE「本髙克樹(7 MEN 侍)、イギリスの統計学者の軌跡を描く歴史ミステリー舞台『シークレットライフ』 オフィシャルインタビューが到着」(2025年1月27日)

出演決定後には広島を訪れて原爆ドームにも足を運び、自分が家族から聞いてきた話と作品で扱う歴史を重ねながら役へ向き合いました。

中学時代に芸能活動を一時休止|高校受験を優先し早稲田へ

2011年に芸能界へ入った本髙さんですが、中学時代には約半年間、芸能活動を休んで高校受験へ集中しています。

仕事の機会が増え始めていた時期に、いったん芸能活動から距離を置く選択でした。

活動休止の学年は、2022年の朝日新聞出版や2026年の日刊SPA!では「中学3年」、2026年の早稲田ウィークリーでは「中学2年」と記載がありますが、「中学時代に約半年休止して高校受験へ集中した」という点は一致しています。

大きな仕事を断り約半年間受験勉強に専念

入所から1年ほどたったころには大きな仕事のオファーもありましたが、受ければ高校受験へ集中できなくなると考えて断ったと振り返っています。

「学業に軸足を置く」という方針が自分の中で定まっていたんだと思います。

出典:日刊SPA!「STARTO初の“博士アイドル”が誕生! B&ZAI・本髙克樹が選んだアイドルと早稲田大・博士課程の両立」(2026年5月31日)

芸能活動を始めた直後の中学時代に、仕事より受験を優先する判断を自分でしています。

受験勉強を続けた結果、早稲田大学高等学院へ進学しました。

早稲田大学高等学院から創造理工学部へ

2017年に早稲田大学高等学院を卒業し、早稲田大学創造理工学部へ進学しました。

数学が得意だったことに加え、「文系へ進むと後から理系を選びにくい」と考え、理系の道を選んでいます。

大学では必修科目だけでなく、興味を持った授業を積極的に受け、教職課程も履修しました。

大学1年のころには芸能活動を続けるか迷う時期もありましたが、授業数を減らして芸能一本へ切り替えるのではなく、学業も続けています。

大学1年のころは必修科目が多く、芸能活動へ割ける時間が限られていた一方、学部の必修以外にも興味を持った授業へ足を運んでいました。

後年の早稲田ウィークリーでは、大学1〜2年に受けたアントレプレナーシップの授業などを挙げ、大学で社会との接点が増えたことで選択肢が広がったと振り返っています。

教職課程では教育実習も経験し、授業を組み立てる際に「相手へどう伝えるか」を考える作業が、ライブの構成を考える感覚と似ていると感じたそうです。

早稲田大学在学中に俳優活動が広がる|初の外部舞台から初主演へ

大学で学びながらジュニアとして活動を続ける中、2020年には演技の仕事で大きな変化がありました。

事務所公演の外へ出て舞台へ出演し、その年のうちに初主演、翌年にはドラマ初出演まで経験します。

2020年3月『脳内ポイズンベリー』で初の外部舞台出演、同年10月『幸福王子』で初主演、2021年『トッカイ ~不良債権特別回収部~』でドラマ初出演と、演技の仕事が続いていきました。

2020年『脳内ポイズンベリー』で初めて事務所外の舞台へ

それ以前にもジュニアとして舞台に立っていましたが、本人が事務所公演以外では初めての舞台だったと振り返っているのが、2020年3月の『脳内ポイズンベリー』です。

俳優としての最初の仕事そのものではなく、初めて事務所公演の外へ出た舞台だった点が重要です。

ちょうど新型コロナウイルスの影響が広がり始めた時期で、開幕当日まで公演できるか分からない状況の中、通し稽古を重ねていました。

厳しい稽古を経て舞台に立った日のカーテンコール

初めて外部の舞台へ出たころは稽古でかなり鍛えられ、稽古場へ向かう前に駅前のベンチへ座り、1時間ほど空を眺めてから向かう日々もあったと後に明かしています。

それでも公演の幕が開き、客席の前へ立てた日のことは強く記憶に残りました。

絶対死ぬまで忘れないっていう光景でした。

出典:plus a/プラスエー「本髙克樹さんの『素顔』に迫る一問一答!ROCK READING『ロビン』」(2021年9月21日)

約1か月半稽古を続けながら公演できない日もあったため、観客へ作品を届けられたカーテンコールが忘れられない場面になりました。

『幸福王子』で初主演、『トッカイ』でドラマ初出演

同年10月にはROCK READING『幸福王子』で初主演を務めました。

『幸福王子』では朗読劇に慣れていない状態から稽古へ入りましたが、本番では公演ごとに表現を変えながら役を作っていきました。

公演中も自分の演技を振り返り、「まだ変えられる」と感じた部分へ台本の付箋を貼り、毎公演の演じ方を模索していたと話しています。

続いて2021年1月放送のWOWOW『連続ドラマW トッカイ ~不良債権特別回収部~』第2話では、斎藤久志役でドラマ初出演を果たしました。

自分も初のドラマ現場で日々伊藤さんから演技を学びながら参加させていただきました。

出典:ORICON NEWS「7 MEN 侍・本高克樹、ドラマ初出演 中山優馬の芝居を見学『「カッコいい」の一言』」(2020年11月20日)

2011年の芸能界入りから約9年後、舞台とドラマの両方で俳優としての経験が増えていきました。

大学院で研究を続けながら主演舞台へ|学問と芝居が交わる

俳優活動が広がる一方、本髙さんは2021年に早稲田大学創造理工学部を卒業し、同大学大学院創造理工学研究科へ進みました。

大学院ではオペレーションズ・リサーチ(OR)を専門とし、ライブ・エンターテインメント市場のチケット販売を研究しています。

チケット販売をテーマに経営システム工学を研究

研究テーマの一つは、需要が供給を上回るライブ市場で、どのようにチケットを販売すればよいかを数理的に考えるものでした。

修士2年だった2022年には、日本経営工学会の研究大会で「ライブ・コンサートにおけるチケット不正転売防止を考慮した最適なチケット販売方法の提案」を発表し、Best Presentation Awardを受賞しています。

研究では、単にチケットの価格や売れ方を見るのではなく、不正転売などライブ市場で実際に起きる課題も扱っていました。

2025年には蓮池隆教授との共著で、ライブ・エンターテインメント市場のチケット販売戦略を分析した英語論文が国際学術誌に掲載されています。

オペレーションズ・リサーチは、数学モデルや統計、アルゴリズムなどを使い、意思決定や課題解決を考える研究分野です。

自身がライブや舞台に立つ仕事をしながら、研究ではチケット市場を扱うという二つの立場を持つことになりました。

修士課程から博士後期課程へ進学

2023年に修士課程を修了すると、そのまま博士後期課程へ進みました。

博士号取得には査読付き学術誌への論文掲載が必要でしたが、投稿した論文が1年半以上採択されない時期が続きました。

論文がなかなか通らない間には英語へ翻訳したり、追加実験で内容を厚くしたりと方法を変えながら投稿を続け、博士号取得を諦めるか指導教員へ相談した時期もありました。

状況が動いたのは2025年春で、主演舞台『シークレットライフ』の上演開始直前に国際学術誌への論文掲載が決まりました。

ただし修正条件が付いていたため、公演の合間にも追加実験や英語論文の書き直しを進めています。

主演舞台の本番と、博士号取得に必要な論文の最終作業が同じ時期に重なっていました。

2026年1月末から2月にはジュニアの公演と博士論文の公聴会の日程も重なり、日程を調整しながら最終審査へ進みました。

『シークレットライフ』で研究経験と俳優活動がつながる

2025年の『シークレットライフ -Secret Life of Humans-』では、統計学者ジェイコブ・ブロノフスキーの孫ジェイミーを演じ、主演を務めました。

『シークレットライフ』で本髙さんが演じたジェイミーは、作品内で祖父の秘密へ向き合っていく架空の人物です。

舞台のモデルとなるジェイコブ・ブロノフスキーはORとも接点のある研究者で、本髙さん自身も出演が決まった際、自分が学んできたアカデミックな内容に紐づく作品へ出会えたことを喜んでいました。

ただし本人は、自分の研究分野を理由にオファーされたわけではなかったと説明しています。

意図して結び付けてこなかった学業と芸能活動が、主演舞台の題材で重なる作品になりました。

初めて外部舞台へ出た2020年から5年後、今度は自身の研究経験に近い題材を持つ作品で主演を担いました。

博士号取得後も俳優として前へ|B&ZAIと2026年の活動

2026年3月、本髙さんは早稲田大学大学院創造理工学研究科の博士後期課程を修了し、博士(工学)を取得しました。

早稲田大学は、STARTO ENTERTAINMENT所属アーティストとして初の博士学位取得と紹介しています。

2026年に博士号取得、研究論文が国際的な賞を受賞

博士論文のテーマは「ライブ・エンターテインメント市場における超過需要下でのチケット販売戦略に関する社会シミュレーション研究」です。

博士課程中には蓮池隆教授との共著論文「Empirical Analysis of Ticket-Sales Strategies in the Live Entertainment Market」が国際学術誌『Journal of Advanced Computational Intelligence and Intelligent Informatics』へ掲載されました。

この論文は2026年9月、同誌のYoung Researcher Award 2026に選ばれています。

研究受賞後には、日本テレビ系『DayDay.』でも本髙さんが研究テーマについて語りました。

博士号を取得しただけでなく、在学中に取り組んだ研究そのものも受賞という形で評価されました。

博士課程修了後にはB&ZAIのメンバーが本髙さんを祝う企画も公開され、研究生活とは少し違う表情を見ることができます。

動画ではメンバーが早稲田大学を訪れ、博士課程修了をサプライズで祝う様子が収められています。

この企画は2026年4月3日に公式YouTube「ジュニアCHANNEL」で公開されました。

2026年9月、テレ東ドラマ初出演が発表

博士号取得後も俳優活動は続き、2026年9月にはテレビ東京系ドラマ『妻を引退します』への出演が発表されました。

博士号取得後も俳優として活動|研究と演技を続ける本髙克樹

2026年3月、本髙さんは早稲田大学大学院創造理工学研究科の博士後期課程を修了し、博士(工学)を取得しました。

早稲田大学は、STARTO ENTERTAINMENT所属アーティストとして初の博士学位取得と紹介しています。

博士号を取得、研究論文が国際的な賞を受賞

博士論文のテーマは「ライブ・エンターテインメント市場における超過需要下でのチケット販売戦略に関する社会シミュレーション研究」です。

博士課程中には蓮池隆教授との共著論文「Empirical Analysis of Ticket-Sales Strategies in the Live Entertainment Market」が国際学術誌『Journal of Advanced Computational Intelligence and Intelligent Informatics』へ掲載されました。

この論文は2026年9月、同誌のYoung Researcher Award 2026に選ばれています。

研究受賞後には、日本テレビ系『DayDay.』でも本髙さんが研究テーマについて語りました。

博士号を取得しただけでなく、在学中に取り組んだ研究そのものも受賞という形で評価されました。

博士課程修了後にはB&ZAIのメンバーが本髙さんを祝う企画も公開され、研究生活とは少し違う表情を見ることができます。

動画ではメンバーが早稲田大学を訪れ、博士課程修了をサプライズで祝う様子が収められています。

この企画は2026年4月3日に公式YouTube「ジュニアCHANNEL」で公開されました。

テレビ東京ドラマ『妻を引退します』へ|俳優活動も継続

2026年9月には、テレビ東京系ドラマ『妻を引退します』で影山淳役を演じることが発表されました。

本髙さんにとってテレビ東京のドラマ初出演となる作品です。

影山は主人公の元付き人で、もともとは俳優志望だったというドラマオリジナルの人物です。

中学時代に高校受験を優先した本髙さんは、その後も芸能活動を続けながら早稲田大学、大学院へ進み、博士号を取得しました。

その間も舞台主演やドラマ出演を重ね、博士号取得後も俳優として演技の仕事を続けています。