木村来士の生い立ち|ジュニア入所から演技への挑戦、退所後の俳優活動まで

木村来士の生い立ちと俳優への歩みを、ピアノや楽譜、舞台照明、フィルム、根のモチーフでたどる構成

PROFILE

人物プロフィール

ふりがな
きむららいと
カテゴリー
男性俳優
出身地
東京都
生年月日
2007年9月14日
俳優デビュー
2023年

舞台を中心に俳優として活動している木村来士(きむら・らいと)さんは、2007年9月14日生まれ、東京都出身です。

10代でありながら芸能活動の期間は長く、ジュニア時代を経て、学生の頃から少しずつ演技の仕事へ軸足を広げてきました。

2025年には約7年間続けたジュニアとしての活動を終え、フリーの俳優へ転向し、同年9月には自ら主演・演出・構成を担うワンマンイベントまで開催しています。

そして2026年9月19日には太田プロダクションへの所属を発表し、所属先を持つ俳優として新しい段階へ進みました。

一方で、芸能活動を始めた時期には公式プロフィール間で違いがあり、家族や学校についても公表されている情報は限られています。

今回は、そんな木村来士さんの生い立ちや家族、学生時代、ジュニア時代から俳優として歩み出すまでの道のりをご紹介します。

木村来士の生い立ち|東京都で育ち芸能活動を始めるまで

木村来士さんは、2007年9月14日に東京都で生まれました。

太田プロダクションのプロフィールには特技として歌とピアノが記載されており、本人も子どもの頃から歌が好きだったことを明かしています。

2007年に東京都で誕生|子ども時代と歌への興味

幼い頃の暮らしについて詳しいエピソードは多く公表されていませんが、後に舞台へ出演するようになった木村さんにとって、早い時期から身近だったのが歌でした。

2023年に舞台『ナイトメアホスピタル2024』への出演が決まった際には、小さい頃から歌が好きで、作品へいつでも出演できるようレッスンにも積極的に通ってきたと本人が話しています。

木村来士さんの特技として太田プロダクションのプロフィールに掲載されているのは「歌」と「ピアノ」。後のストレートプレイだけでなく、ミュージカル出演へも活動が広がっています。

芸能活動と並行しながら歌のレッスンも続けていたことから、ジュニアとしてステージに立つ以前から、表現する仕事に触れる時間があったことがうかがえます。

2014年と2018年で異なる芸能活動開始時期を整理

木村さんの経歴を調べると、最初に整理しておきたいのが「芸能活動を始めた年」には2つの公式情報があることです。

太田プロダクションのプロフィールでは、2014年から芸能活動をスタートしたと紹介されています。

一方、木村さんがフリーで活動していた2025年にFaniconが公開した公式ファンコミュニティのプロフィールでは、2018年から芸能活動を始め、2023年に俳優業をスタートしたとされています。

太田プロダクションのプロフィールは「2014年」、2025年のFaniconプロフィールは「2018年」と芸能活動開始年の記載が異なります。2014年から2017年にどのような仕事をしていたのかは明確ではなく、「2014年から子役として活動していた」とまでは断定できません。

そのため、「木村来士 子役」という検索ワードはあるものの、幼少期から芸能活動との接点があったことと、子役として演技活動をしていたことは分けて考える必要があります。

はっきりと時期を追えるようになるのは、2018年にジュニアへ入ってからです。

木村来士の家族|両親・兄弟と子ども時代の家庭環境

木村来士さんの生い立ちを考えるうえで気になるのが、両親や兄弟などの家族です。

ただ、家族について本人が詳しく語った公開インタビューは少なく、確認できる範囲も限られています。

家族構成と幼少期の家庭環境

木村さんについては東京都出身であることが公式プロフィールで確認できますが、父親や母親の名前・職業、兄弟姉妹の人数などを断定できる確かな情報は公表されていません。

幼少期の家庭環境についても、両親の職業や実家の経済状況などを判断できる本人発言は見当たりません。

関連検索には「兄弟」もありますが、家族構成を推測できる材料だけから兄弟の有無を決めることはできません。

一方、子どもの頃から歌を好み、レッスンへ通っていたことは本人自身が振り返っています。

少なくとも、学校生活と芸能活動を並行しながらレッスンにも取り組む子ども時代を送っていました。

芸能活動を始めた頃の家族との関わり

木村さんが芸能活動を始める際、誰が応募したのか、両親や家族がどのように関わったのかについても、具体的な経緯は明らかになっていません。

スカウトだったのか、オーディションへの応募だったのかについても、確認できる本人の説明がない以上、一方へ決めることはできません。

10歳でジュニアへ入り、その後も学生生活と芸能活動を長く続けていますが、家族の意向や支援内容については、本人が公にした範囲を超えて補う必要はないでしょう。

木村来士の小中学生時代|2018年に10歳でジュニアへ入所

木村来士さんの経歴で、具体的な日付とともに知られている節目の一つが2018年6月23日のジュニア入所です。

2007年9月生まれなので、入所当時は10歳でした。

2018年6月23日の入所とジュニア時代

ジュニア時代のプロフィールで入所日として示されていたのは、2018年6月23日です。

後に共演する千井野空翔さん、渡邉心さんについて、木村さん自身が「数少ない同期」と話したこともあり、同世代のジュニアと活動を重ねていきました。

中学校や高校の具体的な校名については、本人や所属先が公表した確かな情報は確認されていません。

その一方で、木村さん自身の発信には、学校生活と芸能活動が交差した小さなエピソードも残っています。

小学校6年生の頃、学校で配られた端末を使ってクラス内で自分たちの名前を検索する遊びが流行り、木村さんの番になったことで芸能活動をしていることが周囲に知られ、気まずかったと後に振り返っていました。

芸能活動をしていても、学校では同級生と同じように過ごしていた時期がありました。小学生時代の本人発信からは、芸能活動と学校生活が別々の場所にあった様子も伝わります。

2022年5月にはGirlsAward 2022 SPRING/SUMMERにも出演し、舞台で俳優として存在感を見せる前からステージ経験を積んでいます。

歌のレッスンと尊敬する先輩|芝居へ向かう準備

ジュニアとして活動する一方、木村さんの中では少しずつ芝居の仕事への興味も大きくなっていました。

2023年12月、『ナイトメアホスピタル2024』への出演が発表された際には、自分の言葉でこう話しています。

「お芝居のお仕事に挑戦したいと思っていた」

出典:ORICON NEWS「SpeciaL和田優希、想像妊娠するチンピラ役で舞台主演 共演に千井野空翔、渡邉心、木村来士ら」(2023年12月15日)

この舞台で主演を務めた和田優希さんについては、「小学校6年生から尊敬している」とも明かしました。

検索では「木村来士 尊敬する先輩」と調べられていますが、本人の言葉からは、少なくとも和田さんを小学生の頃から尊敬していたことが確認できます。

さらに、子どもの頃から歌のレッスンへ通い、作品へ出演できるよう準備していたとも話していました。

ジュニアとして活動しながら、俳優として仕事をするための準備も同時に進めていた時期でした。

木村来士の学生時代|2023年から俳優業をスタート

2025年に公開されたFaniconのプロフィールでは、木村来士さんが2023年に俳優業をスタートしたと明記されています。

ここからは、ジュニアとしてステージに立つだけではなく、役を演じる俳優としての仕事が続くようになります。

「少年たち」「大脱出」で始まった舞台経験

2023年10月には、新橋演舞場で上演された『少年たち 闇を突き抜けて』に出演しました。

同年12月には『大脱出~Escape Run~』にミライBoys12として出演し、翌2024年には『大脱出2~Escape Run~』にも参加しています。

『大脱出2』を前にしたインタビューでは、初演を映像で振り返り、自分の芝居で改善したい部分をかなり具体的に話していました。

「もっと感情を台詞にのせて、自分の言葉として返す」

出典:ローチケ演劇宣言!「ドラマチックステージプロジェクトVol.2『大脱出2~Escape Run~』|千井野空翔×木村来士×岩崎楓士インタビュー」(2024年4月8日)

初演では台本を覚えることに精いっぱいだった部分があり、再演では相手の言葉を受け取って返す芝居へ進みたいと考えていたのです。

同じインタビューでは、稽古中に井ノ原快彦さんから台本を早く入れるよう助言を受け、その後必死に覚えたというエピソードも語っています。

ただ舞台に出演したというだけではなく、一度経験した芝居を振り返り、次の舞台で直そうとしていたことが分かる時期です。

現役高校生で出演した「ブロードキャスト」と役者への思い

2024年8月には、湊かなえさんの小説を原作とする舞台『ブロードキャスト』で宮本正也役を演じました。

木村さんは当時、出演者の中で最年少の現役高校生でした。

演じた宮本正也は、主人公・町田圭祐の中学時代からの友人で、脚本家を目指している高校生です。

初日を迎えた際のコメントでは、アイドル活動を続けながら、その先についてははっきりと俳優への意欲を示していました。

「今後役者としても力を入れていきたい」

出典:SPICE「新 正俊『目で見て、耳で聞いて、いろんなものを感じていただける作品です』~木村来士、深尾あむらも出演する舞台『ブロードキャスト』が開幕」(2024年8月10日)

ジュニアを離れるのは翌2025年ですが、その前年にはすでに「役者として力を入れたい」という方向を自分の言葉で示していたことになります。

『ブロードキャスト』で演出を務めた元吉庸泰さんとの出会いは、翌年に木村さんが自ら作るイベントにも続いていきました。

「高杉さん家のおべんとう」でドラマへ

2024年10月には、中京テレビ・日本テレビ系ドラマ『高杉さん家のおべんとう』に丸宮光役で出演しました。

丸宮光は、平澤宏々路さん演じる久留里のクラスメイトです。

第7話では高杉家の食卓を訪れ、久留里へ思いを告げる役どころも描かれました。

舞台だけでなく連続ドラマにも出演し、2025年にはミュージカル『HERO』や『チョコレート・アンダーグラウンド』へ参加しています。

子どもの頃から続けていた歌のレッスンもあり、ストレートプレイ、ドラマ、ミュージカルと演技の仕事が広がっていきました。

木村来士のジュニア退所|フリーの俳優として踏み出した転機

2018年から続いたジュニア時代は、2025年6月末で一区切りとなりました。

ただし、芸能活動そのものを終えたわけではありません。

2025年6月末にSTARTO ENTERTAINMENTを退所

木村さんは2025年6月末でSTARTO ENTERTAINMENTを退所し、7月からフリーの俳優として活動するようになりました。

2018年のジュニア入所から数えると、約7年間活動したことになります。

検索では「木村来士 退所」と調べる人も多いものの、本人が退所理由を詳細に説明した確かな公開発言はなく、「俳優に専念するためだった」などと理由まで断定することはできません。

一方、退所後の行動は早く、7月27日にはFaniconで公式ファンコミュニティ「きむららいとのいる暮らし」を開設しました。

プロフィールにも「2025年7月からフリー」と記され、俳優として活動を続けることが明確になっています。

木村来士さんはジュニア退所と同時に芸能界を離れたのではなく、2025年7月からフリーの俳優として活動を継続しました。

ミュージカル出演から初ワンマン「Light ON!」へ

フリー転向後の大きな出来事が、18歳の誕生日翌日となる2025年9月15日に博品館劇場で開催した初のワンマンイベント『Light ON! -vol.0-』でした。

このイベントで木村さんは出演するだけではなく、主演・演出・構成を自ら担当しています。

テーマとして掲げられたのは「役者としてのスタート」で、芝居、歌、トークなど、自分が持つ力を一つのステージにまとめました。

前年の『ブロードキャスト』で出会った演出家・元吉庸泰さんにも協力を依頼し、俳優として独立した直後の舞台を自分で組み立てています。

「俳優として独立してから初めて迎える大切な現場」

出典:Astage「木村来士の初ワンマンイベント『Light ON! vol.0-』 Astageにメッセージも!」(2025年8月23日)

舞台への出演を待つだけではなく、自分で企画し、共演者やスタッフへ声をかけ、作品を作る側にも回った出来事でした。

『Light ON! -vol.0-』で実際に披露されたステージの様子は、Astageの映像にも残されています。

フリーとなった後も活動は続き、2025年11月にはミュージカル『アトム』、12月には三島由紀夫生誕100周年記念公演の朗読劇『近代能楽集』で俊徳役を務めました。

退所後の半年ほどで、自主企画と舞台出演の両方を経験したことになります。

2026年に太田プロ所属|約12年の芸能活動から新たな所属へ

フリーで俳優活動を続けた木村来士さんは、2026年にも舞台出演を重ねました。

そして同年9月19日、太田プロダクションへの所属が正式に発表されました。

片岡鶴太郎らとの「ご縁」を再確認

太田プロ所属をめぐって名前が挙がった一人が、同事務所の先輩である片岡鶴太郎さんです。

所属発表を伝えた報道では、片岡さんが木村さんを見いだしたことが太田プロへの所属につながったと伝えられています。

片岡さんは木村さんについて、これまで一緒に過ごす中で、物事へ真っすぐ向き合い、一生懸命取り組む姿を見てきたとコメントしました。

木村さん自身も、片岡さんから届いた所属祝いの言葉に感謝を示しています。

同じ2025年12月の舞台で共演していた風間トオルさんからも祝福のメッセージが届き、本人の公式Xでは2人から寄せられた言葉を紹介しました。

『ブロードキャスト』で出会った元吉庸泰さんが翌年の自主企画を支え、フリー時代の舞台で出会った人たちとの関係が続き、その先で新しい所属先も決まりました。

木村さんが所属発表で繰り返した「ご縁」という言葉には、こうした人とのつながりも含まれています。

所属発表で語った俳優としての思い

太田プロダクションは、2026年9月19日付で木村来士さんが所属したことを正式に発表しました。

木村さん自身も同日、公式Xで所属を報告しています。

所属にあたり、本人は芸能活動を続けてきた約12年間を振り返り、自分が大切にしてきた言葉も明かしました。

「感謝を忘れず全てのご縁を大切に」

出典:日刊スポーツ「元ジュニアの木村来士 自身初のファンミで太田プロ所属を発表」(2026年9月19日)

本人が語った「約12年間」という期間は、太田プロのプロフィールにある2014年の芸能活動開始とも重なります。

一方、2018年以降については、ジュニア入所、2023年の俳優業開始、2025年のフリー転向と、具体的な出来事を追うことができます。

子どもの頃から続けてきた芸能活動は、ジュニアでの経験、舞台への挑戦、自ら作った『Light ON! -vol.0-』を経て、2026年の太田プロ所属へと進みました。