PROFILE
人物プロフィール
秋谷郁甫さんは、2004年2月11日生まれ、神奈川県出身の俳優です。
2020年にドラマ『先生を消す方程式。』で俳優デビューし、その後は映画やドラマへの出演を重ねてきました。
2026年には『仮面ライダーマイス』の主人公・音澄宙役に選ばれ、ドラマ初主演を果たしています。
ただ、子どものころから俳優だけを目指していたわけではありません。
高校時代に演技の世界へ入ったきっかけには家族が深く関わっており、最初のレッスンでは戸惑いを感じていた時期もありました。
今回は、そんな秋谷郁甫さんの生い立ちや家族、学生時代、芸能界へ入ったきっかけ、俳優デビューから初主演までの道のりをご紹介します。
秋谷郁甫の生い立ち|神奈川県で育った“仮面ライダーっ子”
秋谷郁甫さんは神奈川県出身で、所属事務所の公式プロフィールでは映画鑑賞を趣味に挙げています。
幼いころに夢中になっていたものの一つが、のちに自分が主演することになる仮面ライダーシリーズでした。
『電王』から『オーズ』まで夢中になった子ども時代
2026年のインタビューでは、幼少期に『仮面ライダー電王』から『仮面ライダーオーズ/OOO』のころまでシリーズをよく見ていたと振り返っています。
誕生日には仮面ライダーの顔が載ったケーキで祝ってもらうほどの“仮面ライダーっ子”でした。
特に『電王』が好きで、イマジンではモモタロス、登場人物ではオーナーがお気に入りだったそうです。
オーナーがチャーハンの旗を倒さずに食べる劇中の場面をまねし、自宅でも旗付きのつまようじをチャーハンに立てて遊んでいました。
このころはまだ、自分自身が仮面ライダーになる未来を想像していたわけではありません。
沖縄空手・水泳・テニス・英語を特技に
体を動かすことにも幅広く触れてきたようで、所属事務所の公式プロフィールには複数の特技が掲載されています。
公式プロフィールで確認できる特技
沖縄空手(黒帯)/水泳/テニス/英語
なかでも沖縄空手は黒帯で、『仮面ライダーマイス』への出演時にはアクションに関するインタビューでも空手経験に触れています。
一方、何歳から空手やテニスを始めたのかなど、開始時期まで公式プロフィールには記載されていません。
英語については、学生時代の環境に関する本人の発言も残っています。
秋谷郁甫の家族|両親と姉の4人、マスコミ業界が身近な家庭
秋谷郁甫さんは、父親・母親・姉・本人の4人家族で育ちました。
2025年の本人インタビューでは、秋谷さん以外の家族3人がマスコミ業界で働いていたことも明かしています。
父親の背中を見て思い描いていたのは“裏方”の仕事
家では、家族の仕事について話すことも多かったそうです。
そのため業界そのものには興味があったものの、本人が最初に思い描いていたのは俳優とは違う立場でした。
「自分が表に出る側になることは全く想像していなくて」
出典:WANI BOOKOUT「【INTERVIEW】ドラマ『良いこと悪いこと』、Netflixオリジナルドラマ『匿名の恋人たち』に出演中の秋谷郁甫が、話題沸騰の2作にたどり着くまでの軌跡を語る。」(2025年11月19日)
父親が自分の仕事を好きで、誇りを持って働く姿を見ていた秋谷さんは、将来は父親と同じような“裏方”の仕事へ進むことを考えていました。
家族がマスコミ業界にいたからといって、幼いころから芸能人になることを目指していたわけではなかったのです。
母親にも表に出る仕事の経験|息子へ託した思い
母親には、かつて表に出る仕事をしていた時期もあったと秋谷さんは話しています。
父親と姉は名前が出ても顔は出ない仕事、母親には表へ出る仕事の経験があり、家族の中でも立場は少しずつ違っていました。
後になって秋谷さんが聞いたところでは、母親には、息子が同じ世界へ入るのであれば名前と顔を出して表現の世界で活躍してほしいという思いがあったそうです。
この母親の思いは、高校時代に秋谷さんの進路を実際に動かすことになります。
秋谷郁甫の学生時代|JUNON BEST100と英語教育、高校2年の文化祭
秋谷郁甫さんの学生時代には、俳優デビューより前にも芸能界へ近づいた記録があります。
ただし、確認できる出来事を順番に見ると、JUNONへの挑戦と、その後に所属事務所で演技レッスンを始めた経緯は分けて考える必要があります。
2018年、第31回JUNONスーパーボーイ・コンテストBEST100へ
2018年には、第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのBEST100に秋谷郁甫さんの名前が残っています。
SHOWROOMの公式キャンペーンページにも、「秋谷郁甫 31回JUNONベスト100!」という配信ルームの記録があります。
2004年2月生まれの秋谷さんにとって、まだ中学生だった時期の出来事です。
JUNONへの挑戦と事務所入りは別の出来事です。
本人が後年「役者になったきっかけ」として語っているのは、高校1年生のときに母親が所属先へ履歴書を送ったことです。
そのため、JUNON BEST100をそのままトライストーン・エンタテイメント所属のきっかけと結び付けることはできません。
高校は英語教育に力を入れた学校|校名や大学は断定しない
秋谷さんの高校生活については、2026年のインタビューで本人から具体的な発言が出ています。
「実は、英語教育に力を入れている高校に通っていたんです。」
出典:TELEMAGA.net「秋谷郁甫さんに聞いた! 右手だけじゃない! 仮面ライダーマイスの変身ポーズは「◯◯」にも注目!」(2026年9月5日)
所属事務所のプロフィールでも英語は特技として掲載されています。
ただし、この本人発言に具体的な高校名は含まれていません。
高校名は断定できません。
ネット上では特定の学校名と結び付けた情報もありますが、本人が明かしているのは「英語教育に力を入れている高校」というところまでです。大学名や大学への進学についても、本人の学歴として確定できる情報だけで学校名を示せる状態ではありません。
英語が特技だからという理由だけで、帰国子女や留学経験まで推測することもできません。
2020年、高校2年で文化祭開催へオンラインで奮闘
学校名とは別に、本人が詳しく振り返っている高校時代の出来事があります。
「2020年の夏、僕は高校2年生でした。」
出典:映画「この夏の星を見る」公式「キャスト・スタッフからのコメント②」(2025年4月10日)
秋谷さんの高校では毎年10月に文化祭が行われており、2020年も開催へ向けて文化祭委員会の仲間と準備を続けていました。
新型コロナウイルスの影響で学校生活にさまざまな制限があった時期でしたが、委員会ではオンラインも活用していたそうです。
高校生活を送りながら、同じ時期には俳優として初めてのドラマ撮影も経験することになります。
高校1年で芸能界へ|母が送った履歴書と演技レッスン
秋谷郁甫さんが後年、「役者になったきっかけ」として語っているのは高校1年生のときの出来事です。
母親が、のちに秋谷さんが所属するトライストーン・エンタテイメントへ履歴書を送りました。
演技経験ゼロで始まったレッスン|最初は戸惑いの連続
事務所のレッスンに参加し始めたものの、秋谷さんには演技経験がまったくありませんでした。
本人が想像していたのは、台本を手にしてセリフを練習するようなレッスンでした。
実際には、物や身近なものの気持ちを想像しながら体を動かすようなエクササイズもあり、初めて目にする光景に戸惑ったそうです。
恥ずかしさや怖さもあり、最初のころはレッスンへ積極的に行きたいと思えない時期もありました。
母親が履歴書を送ったことで演技の世界へ入りましたが、この時点ではまだ、本人の中で俳優という道への覚悟が固まっていたわけではありません。
年上のレッスン生の決断で演技への向き合い方が変わる
秋谷さんが15歳だったころ、同じレッスンに参加していた年上の男性がいました。
その人は秋谷さんより演技へ真剣に取り組み、セリフ合わせなども教えてくれる存在だったそうです。
ところが、ある時期からレッスンへ来なくなりました。
大学卒業を控えて進路を決める必要があり、役者への道を断念したと秋谷さんは後から知ります。
夢を持って真剣に取り組んでいた人でも、役者を続けない決断をすることがある。
その姿を知ったことで、自分が十分な覚悟を持たずレッスンへ参加していたことへの見方が変わりました。
ここから演技への向き合い方が変わり、レッスンへ行くこと自体を本気で楽しめるようになったと本人は振り返っています。
母親に背中を押されて始まった演技が、自分自身で続けたいものへ変わっていった時期でした。
レッスンを楽しめるようになり本所属へ
演技への姿勢が変わったあと、秋谷さんはトライストーン・エンタテイメントへ本所属となりました。
ただし、レッスンを始めたことと、俳優としてプロの現場へ立ったことは同じ出来事ではありません。
高校1年生で演技レッスンを始め、そこから本所属へ進み、最初のドラマ撮影を経験したのは2020年でした。
芸能界への入口は母親が送った履歴書、俳優としてのスタートは『先生を消す方程式。』と分けると、秋谷さんの経歴が分かりやすくなります。
秋谷郁甫の俳優デビューから初主演まで|『先生を消す方程式。』から『仮面ライダーマイス』へ
2020年、秋谷郁甫さんはテレビ朝日のドラマ『先生を消す方程式。』に伊吹命役で出演しました。
テレビ朝日の出演発表でも、この作品が秋谷さんの俳優デビュー作として紹介されています。
2020年『先生を消す方程式。』で初めてプロのドラマ現場へ
当時16歳の現役高校生だった秋谷さんが演じた伊吹命は、半年以上学校へ来ておらず、黒魔術や都市伝説などに興味を持つ生徒でした。
番組公式Xには、俳優デビュー時の秋谷さん本人から届いた動画メッセージも残されています。
後年のインタビューでも、『先生を消す方程式。』をプロとして挑んだ最初の現場として挙げています。
主演は同じ事務所の先輩である田中圭さんで、初めての現場に入った秋谷さんにとって心強い存在だったそうです。
レッスンでは先生へ顔を見せる角度を意識していたのに対し、ドラマの現場では複数のカメラの位置まで把握しながら演じる必要がありました。
教室セットへ当てられた照明の熱さにも驚き、レッスンと実際の撮影現場の違いを一つずつ経験していきました。
出演を重ね、2026年『仮面ライダーマイス』でドラマ初主演
俳優デビュー後は、2022年の『階段下のゴッホ』、2024年の映画『ブルーピリオド』、2025年のドラマ『良いこと悪いこと』など、映像作品への出演を重ねました。
そして2026年、仮面ライダーシリーズの新作『仮面ライダーマイス』で、主人公音澄宙/仮面ライダーマイス役に決定します。
東映の公式Xでも、主人公を演じるキャストとして秋谷さんが発表されました。
テレビ朝日と東映の公式発表では、『仮面ライダーマイス』が秋谷さんにとってドラマ初主演と明記されています。
第1話は2026年9月6日に放送され、秋谷さんは専属マイスターとして名家・瑞生家に仕える音澄宙を演じました。
主演が決まったとき、幼いころに『電王』が好きだった記憶もよみがえったそうです。
「“自分もヒーローになれるんだ”という喜びがジワジワと湧いてきました。」
出典:仮面ライダーWEB【公式】「ネズミの仮面ライダー【仮面ライダーマイス】は名家に仕える《マイスター》!?気鋭の俳優・秋谷郁甫が『ブレないカッコよさをがむしゃらに』体現!!《お嬢様》バディ…堀川梨心《宿敵》組織のリーダー…東 啓介豪華&フレッシュなキャスト解禁!!」(2026年7月16日)
クランクイン前には、同じ事務所の先輩で『仮面ライダービルド』に出演した赤楚衛二さんから、特撮ヒーロー作品の現場について話を聞いています。
秋谷さんは、その助言によって撮影へ臨む覚悟が固まったと明かしました。
“仮面ライダーっ子”だった少年が主人公になるまで
『仮面ライダーマイス』への出演が決まったことを最初に伝えた相手は、両親でした。
子どものころ、仮面ライダーの顔が載った誕生日ケーキで祝ってくれていた両親なら喜んでくれると思い、報告したそうです。
そこで父親も、少年時代には『仮面ライダーV3』が好きだったことを知りました。
父親は息子の主演決定をとても喜んだと秋谷さんは話しています。
シネマトゥデイの単独インタビューでは、幼少期に夢中になった『電王』の話から、ドラマ初主演が決まったときの心境まで本人の言葉で語られています。
幼いころ、ライダーの顔が載ったケーキで誕生日を祝ってもらっていた秋谷さんは、2026年9月6日、音澄宙として『仮面ライダーマイス』第1話を迎えました。
高校1年生で演技レッスンを始めてから約7年、最初のドラマ撮影を経験してから6年後のドラマ初主演でした。
















