PROFILE
人物プロフィール
『仮面ライダーガヴ』で主人公・ショウマを演じた知念英和さんは、2005年3月19日に沖縄県で生まれました。
数年前まで沖縄で勉強やバドミントンに打ち込んでいた高校生が、2021年のオーディションをきっかけに芸能界へ入り、やがて子どもの頃から憧れていた仮面ライダーの主演をつかんでいます。
ただ、その道のりは「オーディションを受けてすぐ俳優になった」という単純なものではありません。
高校時代の友人との出会い、第2回「スター☆オーディション」、EBiDANでの活動、高校卒業後の上京と演技の勉強という段階を一つずつ経験しています。
検索されることの多い家族や兄弟、知念侑李さん・知念里奈さんとの関係についても、確認できる事実と推測を分けて見ていきましょう。
今回は、そんな知念英和さんの生い立ちや家族、学生時代から芸能界へ入り、俳優になるまでの道のりをご紹介します。
知念英和の生い立ち|沖縄で育ったテレビ好きの少年
知念英和さんの原点には、生まれ育った沖縄と、子どもの頃から身近だったテレビがあります。
芸能活動とは縁のない学生生活を送っていましたが、中学生になるころにはテレビを見る側から「演じる側」への興味が芽生えていました。
子どもの頃からテレビの世界に憧れる
本人は後年、自分を「ずっとテレビっ子」だったと振り返っています。
沖縄で過ごしていた当時は、すでに芸能活動をしていたわけではなく、学校生活の中では勉強やスポーツに取り組んでいました。
所属事務所のプロフィールには特技としてバドミントン、水泳、ダンスなどが記載されており、本人は小学生のころから空手にも取り組んでいたと語っています。
2025年に故郷・沖縄で自身初の書籍を撮影した際には、本人から地元の人だからこそ知る場所をロケ地として提案したことも明かしています。
芸能界へ入った後も沖縄を「生まれ故郷」として語っており、学生時代まで過ごした土地であることが分かります。
中学生で『リバース』を見て俳優を意識
知念英和さんが俳優という仕事を強く意識するようになったのは、中学生のころでした。
きっかけとして本人が挙げているのが、2017年に放送されたTBSドラマ『リバース』です。
藤原竜也さんの芝居を見たことから、画面の中で人物を演じる俳優という仕事に惹かれていきました。
俳優ってすごく魅力的なお仕事だなって思って目指したのが最初のきっかけです。
出典:Deview「インタビュー『知念英和』」(2025年10月9日)
俳優になりたいという気持ちは中学生のころには生まれていましたが、この時点で芸能事務所へ所属していたわけではありません。
沖縄で部活動と勉強に励みながら過ごし、本当に芸能界へ踏み出すのは高校生になってからです。
知念英和の家族|教師の両親に背中を押された芸能界への挑戦
知念英和さんの家族については、本人の言葉から両親と妹の存在を確認できます。
とくに芸能界を目指した高校時代には、両親の反応が進路を決めるうえで大きな支えになりました。
父親・母親は教師|「やりたいこと」を応援してくれた両親
知念英和さんは、父親と母親がともに教師であることを本人インタビューで明かしています。
高校2年生で進路を考えたとき、芸能界へ挑戦するという選択を家族にも伝えました。
両親は教師なのですが『やりたいことならやっていいよ』と言ってくれました。
出典:ENCOUNT「『仮面ライダーになりたい』宣言通りに掴んだ夢 知念英和、上京直後はバイトしながら『できることを探す日々』」(2025年10月20日)
芸能界への挑戦を止めるのではなく、本人がやりたいこととして背中を押したのが両親でした。
友人たちからも「いつか芸能界に行くと思っていた」と励まされており、知念さん自身も後年「環境に恵まれていた」と振り返っています。
兄弟について確認できること
知念英和さんの兄弟については、妹がいることを本人のコメントから確認できます。
2026年、学生時代に母親と妹と一緒に『よるのブランチ』を見ていたことを振り返りました。
学生の頃から、「いつか出てみたいなぁ」と妄想を膨らませながら『よるのブランチ』を母と妹と一緒に観ていました。
出典:スターダストプロモーション「知念英和 TBS『よるのブランチ』レギュラー決定!」(2026年4月14日)
そのため、ネット上に過去見られた「一人っ子ではないか」という推測よりも、少なくとも妹がいることは本人の言葉で確認できる事実として整理できます。
一方、妹の名前や年齢、職業などは、本人が公に語っている範囲を超えて断定することはできません。
知念侑李・知念里奈との関係は確認されている?
「知念英和 知念侑李」「知念英和 知念里奈」と検索されることも多く、同じ「知念」という名字から親族関係を想像する人もいるようです。
しかし、知念英和さん本人や所属先から、知念侑李さんまたは知念里奈さんとの血縁関係が公表されたことは確認できていません。
「知念」という同じ名字や沖縄とのつながりだけでは、兄弟・親戚などの血縁関係を判断できません。知念侑李さんや知念里奈さんとの関係は、確認できる公表情報がない状態で親族と断定しないのが適切です。
なお、知念英和さん自身については、教師の両親と妹の存在まで本人の発言からたどることができます。
知念英和の学生時代|勉強とバドミントンに打ち込んだ中学・高校時代
俳優への憧れを持ちながらも、知念英和さんの中学・高校時代の中心にあったのは、芸能活動ではなく勉強とバドミントンでした。
その学校生活の中で出会った一人の友人が、芸能界へ進む直接のきっかけを作ります。
バドミントン部で過ごした学生生活
知念英和さんは、学生時代にバドミントンへ打ち込んでいたことを複数の本人インタビューで振り返っています。
所属事務所のプロフィールにもバドミントンが特技として記載されており、一時的に遊んでいたスポーツではなく、学生生活の中に長くあった競技でした。
中学生で俳優を目指したあとも、すぐに沖縄を離れたわけではなく、部活動と勉強を続けながら進路を考えていました。
高校2年生になると、「このまま挑戦しなかったら後悔するのではないか」という思いが強くなり、冬休みや夏休みを使ってオーディションを受けるようになります。
高校名はどこ?大会記録と公表情報を分けて確認
知念英和さんの出身高校については、ネット上で沖縄県立那覇高校とする情報が広く見られます。
その根拠の一つになっているのが、沖縄県のバドミントン大会記録に残る「知念英和(那覇)」という選手名です。
中学校の大会記録にも「知念英和(仲井真)」という名前があり、本人の年齢、沖縄出身という事実、バドミントン歴とは整合します。
一方で、知念英和さん本人や所属事務所は、中学校・高校の学校名を公式プロフィールで公表していません。
大会記録には年齢や競技歴と一致する同姓同名の選手が確認できますが、それだけで俳優の知念英和さん本人と同一人物だと断定することはできません。そのため、那覇高校・仲井真中学校は確定した出身校としては扱いません。
確実に分かっているのは、沖縄で高校生活を送り、2021年に高校2年生としてオーディションへ挑み、2023年春に高校を卒業したという流れです。
高校2年生、EBiDAN好きの友人が教えたオーディション
知念英和さんの進路が大きく動いたのは、高校のバドミントン部に途中から入ってきた男子マネージャーとの出会いでした。
その友人はスターダストプロモーションの男性アーティスト集団「EBiDAN」が好きで、知念さんが芸能界を目指していることを話すと、約1か月後にオーディションがあると教えてくれました。
それが、2021年に開催された第2回「スター☆オーディション」でした。
本当にその子がいなかったら今の自分はいなかったかもしれない。
出典:Deview「インタビュー『知念英和』」(2025年10月9日)
芸能界への入口は、学校生活の中で偶然出会った友人から渡された一本のオーディション情報でした。
芸能界入り|第2回スター☆オーディションからEBiDANへ
友人から教えてもらったオーディションに応募した知念英和さんは、ここで初めて芸能界へ大きく踏み出します。
ただし、この段階では「俳優としてデビューした」のではなく、まず事務所所属とEBiDANでの活動を経験しました。
1万5918人からファイナリストに選出
2021年の第2回「スター☆オーディション」には、1万5918人が応募しました。
高校2年生だった知念英和さんはその中からファイナリストに残り、最終審査まで進みます。
本人は審査中、自分が一番だというくらいの気持ちで挑んでいましたが、グランプリなどの賞には届きませんでした。
結果発表のあとには悔しさから涙を流したことも、後年のインタビューで明かしています。
それでもファイナリストとしての姿が事務所の目に留まり、スターダストプロモーションへの所属が決まりました。
第2回「スター☆オーディション」では受賞者にはならなかったものの、ファイナリストに選ばれたことが事務所所属へつながりました。賞を取ったことと芸能界入りしたことは分けて捉える必要があります。
事務所所属後にEBiDAN NEXTで活動
事務所所属後、知念英和さんは新人・若手俳優集団EBiDANの研究生選抜育成プロジェクト「TEAM C」に参加しました。
さらに2022年4月からはEBiDAN NEXTでの活動を始め、沖縄を拠点とするEBiDAN OKiNAWAでもステージ経験を重ねています。
歌やダンスを含む活動を経験しており、芸能界へ入った直後から俳優一本だけで歩いていたわけではありません。
本人も、当時の気持ちについて次のように振り返っています。
最初はアイドルになりたいと思っていたんですけど、やっている中で俳優になりたいと思うようになりました。
出典:スターダストプロモーション「【知念英和インタビュー】 『仮面ライダーガヴ』に主人公・仮面ライダーガヴ/ショウマ役として出演中!」(2024年10月13日)
中学生で俳優への憧れを持っていた一方、芸能界へ入った当初にはアイドルへの思いもあり、EBiDANで活動する中で俳優を自分の進む道として選んでいったことが分かります。
EBiDAN OKiNAWAを離れ「俳優」の道へ
2023年2月10日、知念英和さんはEBiDAN NEXTの公式ブログで、同月18日と19日の沖縄イベントを最後にEBiDAN OKiNAWAでの活動を終えることを発表しました。
本人によれば、EBiDAN NEXTで活動を始めたのは前年の2022年4月で、約1年間の活動でした。
EBiDANで人前に立つ経験を積んだあと、高校卒業の時期と重なるように活動の軸を俳優へ移していきます。
つまり、知念英和さんの場合は2021年の事務所所属が「芸能界入り」、その後のEBiDAN活動を経て2023年から俳優としての出演が本格的に始まったという流れで見ると整理しやすくなります。
俳優になるまで|高校卒業と上京、アルバイトをしながら演技を学ぶ
EBiDAN OKiNAWAでの活動を終えたころ、知念英和さんは高校生活にも区切りを迎えました。
ここから沖縄を離れ、俳優として仕事を得るための生活へ進んでいきます。
2023年に高校を卒業して上京
2023年3月19日、18歳の誕生日を迎えた知念英和さんは、EBiDAN NEXTの公式ブログで高校を卒業したことも報告しました。
無事、高校を卒業することが出来ました〜!!
出典:EBiDAN NEXT「18歳になりました‼️ 知念英和」(2023年3月19日)
EBiDANの活動開始から約1年で高校卒業も迎え、その後は沖縄から東京へ生活の拠点を移しました。
高校卒業は、学生生活とEBiDAN中心の時期から、俳優として仕事を探す時期へ移る境目になっています。
アルバイトと演技ワークショップの日々
東京へ出たからといって、すぐに大きな役が待っていたわけではありませんでした。
上京したばかりのころはアルバイトをしながらさまざまな作品を見て、演技のワークショップにも通っていたと本人が明かしています。
演技経験の少ない状態から、自分にできることを探しながら準備していた時期でした。
また、上京した日から毎日日記をつけ、その日の出来事や撮影現場で感じたこと、目標などを書き続けているといいます。
日記には「仮面ライダーに出演すること」も目標として書いていました。スター☆オーディションの場でも、仮面ライダーになりたいという夢を口にしていたことを後年明かしています。
沖縄で制服を着ていた高校生から、東京でアルバイトと演技の勉強を並行する生活へ変わり、俳優として仕事をつかむ準備が続きました。
『埼玉のホスト』など最初期のドラマ出演
所属事務所の芸歴で確認できる知念英和さんの最初期のドラマ出演は、2023年8月1日放送のTBS『埼玉のホスト』第2話です。
同年10月からは日本テレビ『君が死ぬまであと100日』にレギュラー生徒役で出演しました。
2024年1月からはテレビ朝日『マルス-ゼロの革命-』で西久保瑛多役を演じています。
「俳優デビュー」をどの仕事から数えるかは、ドラマ・映画・舞台などの定義によって変わることがありますが、少なくとも所属事務所の芸歴では2023年からドラマ出演の記録が始まっています。
出演作を数多く重ねてから主演へ進んだというより、俳優としての映像作品経験がまだ多くない時期に、大きなオーディションへ挑むことになります。
大きな転機|『仮面ライダーガヴ』主演で子どもの頃の夢をかなえる
2024年、知念英和さんの俳優人生を大きく変える作品が『仮面ライダーガヴ』でした。
中学生で俳優を目指し、高校生で芸能界へ踏み出してから約3年で、幼い頃から見ていたヒーローシリーズの主人公を演じることになります。
幼い頃から憧れていた仮面ライダー
知念英和さんにとって、仮面ライダーは主演が決まってから知った作品ではありません。
本人は幼い頃から仮面ライダーに憧れており、芸能界へ入ったあとも「仮面ライダーに出演すること」を目標の一つにしていました。
2024年7月26日に主演が正式発表された際には、その思いを自らコメントしています。
幼い頃から憧れていた仮面ライダーという大きな作品の主演を務めることが出来てとても光栄です。
出典:テレビ朝日「『仮面ライダーガヴ』 主役解禁! お菓子のライダーに 変身するのは 知念英和!」(2024年7月26日)
沖縄でテレビを見ていた少年時代から抱いていた仮面ライダーへの憧れが、主演という形で現実になりました。
主人公ショウマ役のオーディションに合格
『仮面ライダーガヴ』で知念英和さんが演じたのは、主人公のショウマ/仮面ライダーガヴです。
主演決定は本人にもサプライズで伝えられ、しばらく固まってしまうほど驚いたと振り返っています。
番組公式Xでは、2024年7月26日にショウマ役を演じる知念英和さんが正式に発表されました。
オーディション合格時の心境や役作りについては、主演発表後の本人インタビューでも詳しく語っています。
2024年9月1日から2025年8月31日まで放送されたテレビシリーズで主演を務め、その間には映画でもショウマ/仮面ライダーガヴ役を演じました。
俳優としての出演歴がまだ浅かった知念さんにとって、長期間一人の主人公を演じ続ける経験が始まったのです。
俳優として大きな経験になった1年半
テレビシリーズだけでなく映画の撮影も含め、知念英和さんは約1年半にわたってショウマという役と向き合いました。
撮影開始当初は、監督の指示についていくことで精いっぱいだったものの、時間がたつにつれて自分から表現方法を相談できるようになったと振り返っています。
アクション、アフレコ、グリーンバック撮影など、それまで経験の少なかった領域にも取り組みました。
2025年に撮影を振り返った本人の言葉は、この作品が俳優としてどれほど大きな転機だったのかを端的に表しています。
人生が180度変わった作品です。
出典:Deview「インタビュー『知念英和』」(2025年10月9日)
バドミントン部の友人から教えてもらった一つのオーディションをきっかけに芸能界へ入り、EBiDANと上京後の俳優修業を経て、『仮面ライダーガヴ』主演へたどり着きました。
中学生のころテレビの向こう側に感じた俳優という仕事は、数年後、知念英和さん自身が長期間一人の主人公を演じ続ける仕事へと変わっていました。
















