内野謙太の生い立ち|父・母・妹の家族と子役時代、俳優として歩み始めた経緯

内野謙太の似顔絵風イラストと、父・母・妹の家族や子役時代から俳優への歩みを伝える見出し

PROFILE

人物プロフィール

ふりがな
うちのけんた
カテゴリー
男性俳優
出身地
埼玉県
生年月日
1985年7月5日
芸能活動開始
1996年
俳優デビュー
1996年
デビューのきっかけ
子役

2023年の日曜劇場『VIVANT』で、阿部寛さん演じる野崎守の部下・鈴木祥を演じた内野謙太さん

ドラマや映画で長く活躍してきた俳優ですが、そのキャリアは大人になってから始まったものではありません。

1985年に埼玉県で生まれ、1996年には小学生ですでに子役としてテレビドラマへ出演していました。

10代では『六番目の小夜子』『リリィ・シュシュのすべて』『ロング・ラブレター〜漂流教室〜』などに出演し、20歳になる頃には朝ドラや映画にも活動の場を広げています。

そして2006年には『ウルトラマンメビウス』でクゼテッペイを演じ、子役だった少年は青年俳優として1年間のシリーズを支えるメンバーの一人になりました。

今回は、そんな内野謙太さんの生い立ちや家族、子役時代、学生年代の出演、青年俳優へ移っていった経緯などをご紹介します。

内野謙太の生い立ち|埼玉県出身、小学生で子役の世界へ

内野謙太さんは1985年7月5日生まれ、埼玉県出身です。

所属事務所の公式プロフィールには身長170cm、血液型B型と記載され、多数の出演歴とともに子どもの頃から演技を続けてきた経歴が残っています。

一方で、芸能界へ入る前にどんな子どもだったのか、誰が芸能活動のきっかけを作ったのかといった部分は詳しく公表されていません。

確実にたどれるのは、10歳だった1996年にはすでに俳優としてテレビに出演していたという事実です。

1996年、小学5年生の頃には複数のドラマ・特撮へ出演

放送番組センターの放送ライブラリーには、1996年4月15日放送の『イグアナの娘』第1話の出演者として内野謙太さんの名前が残っています。

当時はまだ10歳で、同年7月の誕生日を迎える前でした。

1996年には特撮ドラマ『ビーファイターカブト』第12話にもヒロシ役で出演したとされ、小学生の時点ですでに複数の撮影現場を経験していたことになります。

内野謙太さんの子役デビュー作として『ビーファイターカブト』が紹介されることがありますが、放送ライブラリーにはそれより早い1996年4月15日放送の『イグアナの娘』第1話への出演記録があります。
撮影順までは公表資料から分からないため、特定の1作を最初の演技仕事とは断定できません。

少なくとも1996年の春には俳優として仕事をしており、内野さんの長いキャリアはこの小学生時代まで遡れます。

所属事務所のプロフィールには芸能活動を始めたオーディションや応募の経緯までは記載されておらず、最初から本人が俳優を志望していたのかも明らかにされていません。

『天晴れ夜十郎』で阿部寛に助けられる子ども役を演じた

同じ小学生時代の重要な出演作が、阿部寛さん主演のNHK時代劇『天晴れ夜十郎』です。

所属事務所の公式プロフィールでは、内野さんが松吉役で出演したことが確認できます。

内野さん自身も後年、小学5年生の頃にこの作品へ出演し、阿部さん演じる主人公に助けられる子どもの役だったと振り返っています。

10歳前後ですでに現代ドラマだけでなく、時代劇や特撮にも出演していたことになります。

このとき共演した阿部さんとは、その後長い時間を経て再び同じドラマに出演することになります。

内野謙太の家族|父・母・妹と育った家庭

子どもの頃から芸能活動をしていた内野謙太さんですが、家族について公表されている情報は多くありません。

日本タレント名鑑由来の公開プロフィールでは、家族として父・母・妹が記載されています。

検索では特に「内野謙太 父」と調べられていますが、父親について分かっている範囲は限られています。

父親・母親・妹について分かっていること

父親の氏名や職業は公表されておらず、芸能関係者であることを示す公式な情報も出ていません。

母親についても名前や職業などの詳しいプロフィールは明かされていません。

妹についても家族欄に存在が記載されているものの、年齢や職業といった個人情報は公表されていません。

公開プロフィールで確認できる家族構成は、父・母・妹です。
父親や母親の職業、妹の詳しいプロフィールなどは公表されていません。

また、小学生だった内野さんが子役活動を始める際、父親や母親のどちらかが応募したのか、オーディションへ連れて行ったのかといった経緯も明らかにされていません。

10歳ですでに撮影の仕事をしていたため家族の協力が必要になる場面はあったと考えられますが、具体的な関わり方まで推測することはできません。

家族について確実に言えるのは、父・母・妹がいることと、内野さんが小学生の時期から俳優として活動していたことです。

内野謙太の学生時代|子役を続けながら『六番目の小夜子』へ

内野謙太さんの出身中学校や高校について、所属事務所などの公式プロフィールでは学校名が公表されていません。

その一方で10代の出演歴は数多く残っており、学生年代にも俳優活動を続けていたことははっきり確認できます。

子役として仕事を始めたあとに一度芸能活動を離れたのではなく、年齢を重ねながら少年役や学生役へと移っていきました。

中学生年代で『六番目の小夜子』に出演

2000年4月から6月にNHK教育テレビで放送された『六番目の小夜子』にも内野謙太さんは出演しています。

1985年7月生まれの内野さんは、放送が始まった時点で14歳でした。

この作品は中学校を舞台にした物語で、鈴木杏さん、栗山千明さん、山田孝之さん、松本まりかさんら当時10代だった出演者が数多く参加しています。

内野さんにとっても、小学生の子役から中学生年代の俳優へ移っていた時期の出演作となりました。

学校でどの部活動をしていたのか、撮影と授業をどう両立していたのかといった私生活の記録は公表されていませんが、14歳の時点でもテレビドラマへの出演は続いていました。

高校生年代に『リリィ・シュシュのすべて』『ロング・ラブレター』へ

2001年には岩井俊二監督の映画『リリィ・シュシュのすべて』に仲貝弘和役で出演しました。

映画公開時の内野さんは16歳で、小学生から続けてきた演技の仕事は高校生年代まで途切れず続いています。

翌2002年にはフジテレビ系『ロング・ラブレター〜漂流教室〜』で田代仁役を演じました。

さらに2003年には映画『わたしのグランパ』『さよなら、クロ』などにも出演しています。

内野さんの場合、別の芸能活動から俳優へ転向した時期はなく、子役として始めた演技をそのまま10代でも続けていました。

役柄も本人の成長に合わせるように、子どもの役から中学生、高校生年代の人物へと変わっていきます。

高校卒業後に初めて俳優を目指したのではなく、成人する頃にはすでにおよそ10年の出演経験を持っていました。

子役期を越えて青年俳優へ|朝ドラ・映画から『ウルトラマンメビウス』まで

10代後半を迎えてからも、内野謙太さんの仕事はドラマと映画の両方で続きました。

20歳前後になると、子役時代とは異なる青年役で出演する作品が増えていきます。

『わかば』『世界の中心で、愛をさけぶ』『男たちの大和』へ

2004年には映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で学級委員長役を演じ、同年にはNHK連続テレビ小説『わかば』で村上啓太役を務めています。

朝の連続テレビ小説への出演時には19歳となっており、小学生から続いていた俳優活動はすでに10年目に近づいていました。

2005年公開の映画『男たちの大和/YAMATO』では西哲也役で出演しています。

10歳の頃にテレビドラマへ出ていた内野さんは、この時期には映画や朝ドラでも青年役を担うようになっていました。

子役から大人の俳優へ切り替わる時期にも、出演そのものが途切れていないのが内野さんの経歴の特徴です。

その翌年、検索でも内野さんの代表的な出演作としてよく名前が挙がる作品へのレギュラー出演が決まります。

2006年『ウルトラマンメビウス』でクゼテッペイ役

2006年、内野謙太さんは『ウルトラマンメビウス』でCREW GUYSのクゼテッペイ役を演じました。

20歳で放送開始を迎えたこの作品では、一話限りのゲストではなく主要メンバーとしてシリーズに参加しています。

テッペイは怪獣に関する豊富な知識を持ち、その知識を生かして作戦立案にも関わる人物でした。

CREW GUYSは『ウルトラマンメビウス』で怪獣や宇宙人に対処する防衛チームで、クゼテッペイは怪獣知識に詳しい隊員として参加しています。

放送開始前の2006年3月に行われた製作発表では、内野さん自身も役柄について次のように話していました。

怪獣に詳しい役なので、自身も負けないようにします。

出典:CBC「ウルトラマンメビウス製作発表(3/28・東京)」(2006年3月28日)

小学生から演技を続けてきた内野さんにとって、『ウルトラマンメビウス』のクゼテッペイは20代に入って間もない時期の大きなレギュラー役となりました。

『メビウス』でアイハラリュウを演じた仁科克基さんのYouTubeでは、放送から年月を経て内野さん本人が登場し、キャスト同士が出会った頃のことも振り返っています。

子役時代には一作品ごとの出演を重ねていた内野さんが、20代では長期シリーズの主要キャストとして撮影に参加するようになっていました。

『仮面ライダー電王』本条勝役など特撮作品にも出演を重ねる

『ウルトラマンメビウス』の翌2007年には、今度は『仮面ライダー電王』へ本条勝役で出演しました。

本条勝は空手家で、キンタロスが最初に契約した人物として第9話と第10話に登場します。

『電王』で一度出演して終わったわけではなく、2014年には『仮面ライダードライブ』で新聞記者の高杉憲太役を演じました。

2019年には『仮面ライダーゼロワン』第3話に、一貫ニギロー役で出演しています。

『ゼロワン』公式Xでは、魚住役の渡辺哲さんと一貫ニギロー役の内野さんが並んだ撮影現場の写真も公開されました。

小学生時代の特撮出演から『ウルトラマンメビウス』『仮面ライダー電王』を経て、30代になってからも特撮作品で異なる役を演じています。

長く続けた俳優人生の転機|『VIVANT』で阿部寛と再共演

2023年には日曜劇場『VIVANT』に出演し、警視庁公安部の捜査官・鈴木祥を演じました。

鈴木は阿部寛さん演じる野崎守の部下として、乃木憂助たちを追う公安チームの一員です。

内野さんにとって『VIVANT』は福澤克雄監督作品への初出演でもありました。

そして共演者の阿部さんは、内野さんが小学5年生だった頃にすでに一度同じ作品へ出演していた相手でした。

小学生時代の共演から約27年後、公安の部下役に

『VIVANT』のインタビューで阿部寛さんとの関係を尋ねられた内野さんは、子役時代まで遡って話しています。

僕は阿部さんとは小学5年生の頃にご一緒して以来だったんです。

出典:文春オンライン「『VIVANT』公安捜査官・内野謙太が語った『福澤監督に怒られた瞬間』『堺雅人にビックリしたこと』『阿部寛のハイテンション』『鈴木の「別班」説』」(2023年9月7日)

1996年の『天晴れ夜十郎』以来となる共演で、内野さんは現場で阿部さん本人にも小学生時代の話をしたそうです。

小学生時代から約27年を経て、今度は阿部さん演じる野崎の部下として同じドラマに出演することになりました。

『VIVANT』公式Xでは、鈴木が対象者を尾行するシーンの撮影裏話も公開されています。

尾行シーンでは実際の鉄道を使った撮影も行われ、鈴木として周囲に溶け込みながら対象を追う姿が作られていました。

長い俳優歴の中で『VIVANT』の現場から受けた刺激

子役から長く演技を続けてきた内野さんですが、『VIVANT』では福澤克雄監督から改めて演技について細かな指摘を受けています。

第4話で大勢のエキストラの中を走って対象を追う撮影では動きが遅れ、福澤監督からカメラに自分がどう映るのかまで考えるよう指摘されたと本人が振り返っています。

内野さんは脇を固める役を演じることが多く、それまで自分が画面へどう映るのかを強く意識してこなかったため、その言葉が印象に残ったと話していました。

小学生から30年近く現場を経験してきた俳優にも、初めて組む監督から新しい要求が届く撮影でした。

さらに『VIVANT』では、劇中では日本の空港として映る場面をモンゴルのチンギスハーン国際空港で撮影するため、内野さん自身もモンゴルへ渡っています。

天候の影響で撮影できず、現地で1週間ほど待機したことも本人がインタビューで明かしています。

10歳でテレビドラマへ出演していた内野さんは、38歳になった『VIVANT』でも初めて組む監督から演技やカメラへの映り方を細かく求められる現場に立っていました。

小学5年生の頃以来となった阿部寛さんとの再共演では、約27年を経て、二人は今度は公安の上司と部下として同じ場面に立つことになりました。