安斉星来の生い立ち|家族と高校時代、バレーから女優への道

安斉星来の生い立ちと家族・高校時代、バレーボールから女優への道を紹介する、人物イラストを用いた表紙ビジュアル

PROFILE

人物プロフィール

ふりがな
あんざいせいら
カテゴリー
女優
出身地
神奈川県
生年月日
2004年2月17日
芸能活動開始
2021年
女優デビュー
2022年
デビューのきっかけ
スカウト

ABEMA『虹とオオカミには騙されない』への出演をきっかけに注目を集め、モデルや女優として活動を広げてきた安斉星来(あんざい・せいら)さん。

2004年2月17日生まれ、神奈川県出身で、歌手・安斉かれんさんの妹としても知られています。

大人っぽく落ち着いた印象がありますが、子どものころは外で走り回ることが好きで、将来はバレーボール選手を目指していました。

小学生のときには芸能事務所から声をかけられていたものの、すぐに芸能界へ進んだわけではありません。

中学3年生で進路を考え、高校生活を経て、2021年に本格的な芸能活動を始めました。

今回は、そんな安斉星来さんの生い立ちや家族、バレーボールに打ち込んだ学生時代、芸能界入りのきっかけ、女優として最初に経験した仕事などをご紹介します。

安斉星来の生い立ち|神奈川県で育った活発な少女時代

安斉星来さんは、2004年2月17日に神奈川県で生まれました。

2024年7月に出演した『踊る!さんま御殿!!』では、地元が藤沢市であることを明かし、湘南ナンバーへの愛着を楽しそうに語っています。

幼いころから家の中で静かに過ごすより、外で遊んだり、体を動かしたりすることが好きだったそうです。

友達と走り回り、動物や自然に親しんだ子ども時代

小学生のころは、友達と毎日のようにドロケイをして遊んでいました。

2023年のインタビューでは、当時を振り返り、外を走り回っていたことを楽しそうに話しています。

動物も好きで、犬や猫だけでなく、ワニを飼っていた経験についても取材で語っています。

父親とザリガニ釣りに出かけることもあり、家族との思い出には屋外での遊びが数多く登場します。

家の庭に池を作ったこともあったそうで、身近な自然や生き物と触れ合う機会がありました。

安斉さんは、父親とザリガニ釣りに行った際、父親が突然その時間のよさを熱く語り始めたことも明かしています。2022年の姉妹インタビューでは、そんな父親を少年のようだと笑っていました。

こうした活発な少女時代に始めたのが、長く打ち込むことになるバレーボールでした。

幼なじみの影響で始めたバレーボール

安斉さんがバレーボールを始めたきっかけは、幼なじみの存在でした。

身近な友達が競技をしていたことから興味を持ち、自分も始めるようになったといいます。

最初から女優やモデルを目指していたわけではなく、子どものころに思い描いていた将来の夢はバレーボール選手でした。

小学校から中学校にかけて競技を続け、練習や試合を重ねるうちに、将来もバレーボールに関わっていきたいと考えるようになります。

一方、同じ時期には、姉の仕事に同行した際に芸能事務所から声をかけられるという出来事もありました。

ただ、そのころの安斉さんにとって、芸能活動はバレーボールより優先したいものではありませんでした。

安斉星来の家族|父親と母親、姉・安斉かれんとの関係

安斉星来さんの家族には、父親、母親、そして姉たちがいます。

歌手として活動する安斉かれんさんが姉であることは広く知られていますが、実は安斉家は3姉妹で、星来さんが末っ子です。

2024年7月16日放送の『踊る!さんま御殿!!』で、かれんさんが自身は3姉妹の真ん中だと明かしました。

かれんさんには7歳上の姉がおり、その4歳下に星来さんが生まれています。

アクション映画好きの父親から受けた影響

安斉さんが芸能界に興味を持つようになった背景には、父親のアクション映画好きがありました。

父親はロック音楽やアクション映画が好きで、自宅でも映画をよく見ていたそうです。

幼いころの星来さんは、父親が繰り返しアクション映画を見ている様子を、少し不思議に思っていました。

「またアクション映画見てる」

出典:毎日キレイ「安斉かれん&星来:姉妹公表で話題 性格は反対、意見は同じ 肯定し合える『心強い存在』」(2022年3月12日)

ところが、いつの間にか自分自身もアクション映画を好きになっていました。

特に影響を受けた作品として挙げているのが、『バイオハザード』や『ワイルド・スピード』です。

2023年のインタビューでは、『バイオハザード』を見たことが、自分もアクションの仕事をしたいと考えるきっかけになったと話しています。

父親との思い出は映画だけではありません。

一緒にザリガニ釣りをしたり、カブトムシを探したりと、外で遊ぶこともありました。

また、2022年の姉妹インタビューでは、子どものころ、リレーの補欠だったのに選手になったと嘘をつき、父親に厳しく叱られたエピソードも語っています。

映画を通じて新しい世界に興味を持ち、日常の遊びや失敗も一緒に経験していた父親でした。

姉・安斉かれんとの幼少期と姉妹関係

4歳上の姉・安斉かれんさんは、2019年に歌手としてデビューし、2020年のドラマ『M 愛すべき人がいて』では主人公のアユを演じました。

かれんさんがドラマに出演していたとき、星来さんは家族と一緒に放送を見ていたそうです。

放送中には姉へLINEを送ることもあり、父親からかれんさんへ、星来さんが笑いながら見ている様子が伝えられることもありました。

姉妹であることを公にしたのは、2022年2月19日です。

かれんさんは自身のSNSに幼いころの姉妹写真を投稿し、星来さんが実の妹であることを明かしました。

写真には、まだ幼い星来さんと、そのそばにいるかれんさんが写っています。

公表の時期について、かれんさんは、自分が先にデビューしていたため、妹が最初から「安斉かれんの妹」として見られるより、それぞれが活動したあとで姉妹だと分かる形がよかったと説明しています。

実際に2人が公表したのは、星来さんが『虹とオオカミには騙されない』への出演を経験し、自分の名前でも知られるようになってからでした。

普段の姉妹関係は、仕事上の先輩と後輩というより、気軽に話し合える友達のような関係だそうです。

2022年の『毎日キレイ』での対談では、恋愛や人間関係の相談をすると、相手から自分の考えに近い答えが返ってくると話しています。

一方、子どものころからいつも同じ意見だったわけではありません。

2024年の『踊る!さんま御殿!!』で、かれんさんは、星来さんが反抗期に自分を「姉貴」と呼び始めたことや、自分が通った高校には絶対に行かないと言っていたことを明かしています。

同じ中学校に通っていた時期もあり、かれんさんが卒業したあとに星来さんが入学したそうです。

家庭では、姉の仕事を見たり、進路について自分の考えを持ったりしながら成長していきました。

芸能界への挑戦を見守った両親

星来さんが芸能界へ進むことを考えた際、両親は強く反対するのでも、無条件に勧めるのでもなかったそうです。

2023年7月の日テレNEWSのインタビューでは、幼いころから両親に自分の考えを否定されることが少なかったと振り返っています。

姉が先に芸能界で活動していたこともあり、家族にとって芸能界はまったく知らない世界ではありませんでした。

ただ、両親からは、挑戦するのであれば本気で取り組むように伝えられたといいます。

自分にできると思うなら挑戦してみなさいという考えのもと、本人が進む道を決めることができました。

当時の家庭での考え方については、星来さん本人が日テレNEWSのインタビュー動画で詳しく話しています。

母親についても、このインタビューでは両親をまとめて語っており、特定の職業や経歴を明かしているわけではありません。

家族の話を聞くと、芸能界への挑戦は、周囲から決められた進路ではなく、本人が長い時間をかけて選んだものだったことが伝わってきます。

安斉星来の学生時代|バレー部キャプテンから高校での進路選択まで

小学校から中学校にかけて、安斉星来さんの生活の中心にあったのはバレーボールでした。

芸能活動の話が身近にありながらも、学生時代の前半はスポーツに打ち込み、中学校を卒業するころに進路を決めています。

中学校ではバレーボール部のキャプテンに

安斉さんは中学校でもバレーボールを続け、部活動ではキャプテンを務めました。

小学生のころから人前に立つことが得意だったわけではなく、本人はもともと人見知りで臆病なところがあったと話しています。

それでも競技を続けるうちに、負けず嫌いな面が強くなっていったそうです。

キャプテンになると、自分のプレーだけでなく、チーム全体の雰囲気や行動にも向き合う必要がありました。

2023年のインタビューでは、当時の考え方を次のように話しています。

「嫌われる覚悟でやっていました。」

出典:マイナビニュース「安斉星来『私って泣けるんだ!』『往生際の意味を知れ!』で泣くシーンに初挑戦 難しさ実感も自信に」(2023年4月11日)

自分が厳しく接することでチームが変わると考え、必要だと思ったことを伝えるようにしていたそうです。

こうした経験から自信がつき、考えたことを相手に伝える姿勢も身につけていきました。

姉・かれんさんも、星来さんの中学時代について、入学後まもなくバレー部のキャプテンになったとテレビ番組で振り返っています。

中学時代は、スポーツ選手を目指す気持ちがありながら、次の進路を考える時期でもありました。

高校生活と芸能活動に向けた演技レッスン

高校に進学すると、安斉さんは中学校まで続けてきたバレーボール部には入りませんでした。

芸能活動を始めることを見据え、演技のレッスンなどに取り組むようになります。

ただし、高校入学と同時にテレビや映画へ出演し始めたわけではありません。

本人は、高校3年生になったら本格的に芸能活動を始めると、あらかじめ決めていました。

高校2年生だった2020年度は新型コロナウイルスの影響もあり、オンライン授業など、通常とは異なる学校生活を経験しています。

2022年の集英社オンラインのインタビューでは、高校生活を振り返り、学校行事や友達との思い出を十分に作れなかったことにも触れています。

それでも、活動を始める時期については自分の中で決めていた方針を変えず、高校3年生だった2021年に芸能界での仕事が始まりました。

なお、ネット上では出身高校や大学についてさまざまな学校名が挙がっていますが、学校名を確定できる本人の発言や公式記録は確認できていません。

2022年春に高校を卒業したことは本人のインタビューから確認できます。

その後の大学進学については、学校名や在籍状況を断定できる情報はありません。

バレー選手の夢から芸能界への挑戦へ

バレーボール選手を目指していた安斉さんですが、中学生になると、自分が競技を続けて将来を仕事にできるのか考えるようになりました。

2023年のマイナビニュースの取材では、バレーボールで将来やっていくことは難しいと気づいたとき、芸能界という別の道を考えたと説明しています。

進路を決めた時期についての答えは、はっきりしていました。

「中学3年生のときです。」

出典:マイナビニュース「安斉星来『人と戦いたくて芸能界に(笑)』 アクションへの憧れや目標を語る」(2023年4月9日)

中学3年生で芸能界へ進むことを決め、実際の本格デビューは高校3年生まで待つという選択でした。

その間に思い描いていたのは、モデルとして写真を撮られる仕事だけではありません。

小さいころから見ていたアクション映画の中で、俳優が体を動かしながら演じる姿に憧れていました。

2023年には、アクション作品に出たいという思いを、冗談交じりにこんな言葉で表現しています。

「人と戦いたくて芸能界に入りました(笑)」

出典:マイナビニュース「安斉星来『人と戦いたくて芸能界に(笑)』 アクションへの憧れや目標を語る」(2023年4月9日)

憧れていたのは、アクション映画の中で自分も役を演じることでした。

競技を続けてきた経験とは違う分野でしたが、体を動かすことへの興味はそのまま残っていたのです。

安斉星来の芸能界入り|小学時代のスカウトからオオカミ出演へ

安斉星来さんが初めて芸能界と接点を持ったのは、テレビ出演よりずっと前のことでした。

姉の仕事についていった小学生時代に声をかけられ、そこから数年を経て、2021年に表舞台へ出ています。

姉の仕事に同行したときに声をかけられる

芸能事務所から声をかけられたのは、小学4〜5年生のころだったそうです。

姉・安斉かれんさんの仕事に同行した際、現在の所属事務所の関係者に声をかけてもらったと、本人が明かしています。

ただ、その場で芸能界入りを決めたわけではありません。

当時はバレーボールに夢中で、芸能活動にはほとんど興味がなかったため、声をかけられても断っていたといいます。

また、姉が芸能界で活動していることを見て、自分も同じ仕事をしたくなったというわけでもありませんでした。

芸能事務所との接点ができたきっかけは姉でしたが、実際に芸能活動を選んだ理由は、自分自身がアクション映画に憧れたことにありました。

小学生時代のスカウトと、2021年の芸能界デビューは別の出来事です。

声をかけられた時期からテレビ出演までには、長い時間がありました。

この間に中学校でバレーボール部のキャプテンを経験し、高校進学に向けて進路を決めています。

高校3年生で『虹とオオカミには騙されない』に出演

2021年、高校3年生だった安斉さんは、ABEMAの恋愛リアリティーショー『虹とオオカミには騙されない』に出演しました。

番組は2021年8月1日から配信が始まり、安斉さんは「セイラ」として参加しています。

これが、本格的な芸能活動をスタートさせるきっかけとなりました。

出演が決まったころ、本人は人とのコミュニケーションや、自分の思いを表現することが得意ではなかったと明かしています。

2021年7月31日のInstagram投稿では、そうした自分を変えたいという気持ちから番組出演を決めたことを説明しました。

番組内では、気になる相手に対して思いを伝えようとする姿も映し出されました。

2021年9月のQJWebのインタビューでは、芸能活動を始めたばかりの高校生として、仕事への向き合い方や将来について話しています。

初めから自分の将来像を細かく決めすぎず、さまざまな仕事を経験していきたいという考えでした。

番組出演後は、モデルとしての活動に加え、テレビ番組やイベントなどにも仕事の幅を広げていきます。

2022年3月には、姉・安斉かれんさんの楽曲『ちゃんと世界線』のミュージックビデオで姉妹初共演も果たしました。

幼いころには姉の仕事に同行していた星来さんが、今度は同じ作品に出演することになったのです。

安斉星来の女優デビュー|初めての演技仕事からドラマでの成長まで

2021年に芸能活動を本格的に始めた安斉星来さんは、翌2022年からテレビドラマでの演技にも挑戦しました。

『虹とオオカミには騙されない』への出演と、女優としての最初の演技仕事は同じではありません。

2022年には再現ドラマと連続ドラマへの出演を経験し、2023年には役づくりや感情表現の難しさについて語るようになっています。

2022年に再現ドラマと連続ドラマへ出演

安斉さんが地上波で初めて演技を披露したのは、2022年2月26日放送の『あざとくて何が悪いの?』でした。

テレビ朝日系の番組内で、再現ドラマに出演しています。

この出演について、テレビ朝日の公式記事でも地上波初演技と紹介されました。

さらに、その翌日の2022年2月27日には、日本テレビ系の連続ドラマ『卒業式に、神谷詩子がいない』が放送を開始しました。

この作品では、山崎美月役を演じています。

2022年2月26日の再現ドラマ出演と、翌27日開始の連続ドラマ出演が、初期の演技活動を示す重要な記録です。

2022年には映画『オカムロさん』にも出演し、テレビ以外の作品にも活動の場を広げました。

子どものころに好きだったアクション映画とは違うジャンルの作品にも出演しながら、演技の現場を経験していきます。

『100万回 言えばよかった』で学んだ演技表現

2023年には、TBS系ドラマ『100万回 言えばよかった』に出演しました。

安斉さんが演じたのは、香里奈さんが演じる尾崎莉桜の高校時代です。

成長後の人物を別の俳優が演じるため、同じ人物として自然につながるように表現する必要がありました。

莉桜にはやんちゃな一面や、複雑な過去を持つ人物としての側面があり、安斉さんは口調を強めたり、話し方を変えたりしながら役に取り組んだそうです。

撮影では、金子監督から目の表現についても指導を受けました。

2023年4月のマイナビニュースの取材で、この作品での経験を振り返り、監督からさまざまなことを学んだと話しています。

それまでのバラエティー番組やモデル活動では、カメラの前で自分自身を見せる仕事が中心でした。

一方、ドラマでは、自分とは違う人物の過去や性格を理解し、目線や話し方まで考えて表現しなければなりません。

撮影現場で監督から具体的な指示を受けながら、役を演じるための表現を一つずつ経験していきました。

『往生際の意味を知れ!』で初めて挑んだ涙の演技

同じ2023年、安斉さんはMBS・TBS系ドラマ『往生際の意味を知れ!』に出演しました。

演じたのは、日下部家の次女・日下部珠緒です。

オーディションでは、嫌いな人を思い浮かべ、目線だけで感情を表現するよう求められました。

安斉さんは過去に嫌だった出来事を思い浮かべて演じ、監督からその場でよい反応をもらったそうです。

撮影でも、母親への強い感情を抱く珠緒を演じるため、視線や口調の強さを意識しました。

そして、この作品では、初めて泣くシーンの演技に挑戦しました。

安斉さんはもともと人前で涙を流すことが苦手で、悲しいことがあっても自分の中で整理しようとするタイプだったそうです。

泣く演技を求められた際には、朝から悲しい音楽を聴いたり、気持ちが沈むような映像を見たりして感情を作っていきました。

それでも、カメラの前に立つと思うように涙が出ないこともありました。

苦戦しながら撮影を終えたあと、2023年4月のインタビューでは、こんな言葉で初めての経験を振り返っています。

「私って泣けるんだ! って思いました(笑)」

出典:マイナビニュース「安斉星来『私って泣けるんだ!』『往生際の意味を知れ!』で泣くシーンに初挑戦 難しさ実感も自信に」(2023年4月11日)

涙を流せたことには自分でも驚いたそうですが、撮影ではカメラの角度を変えるたびに何度も同じ演技をする必要があり、その難しさも感じていました。

また、共演した見上愛さんが、撮影日が違っても前後の場面の感情や表情を細かく覚え、つながりを考えて演じていたことにも刺激を受けたと話しています。

バレーボールに打ち込んでいた少女が、アクション映画への憧れから芸能界に入り、実際の演技現場で表現の難しさを経験するまでになりました。

2021年の芸能活動開始から2023年のドラマ出演まで、安斉さんは新しい仕事を重ねるたびに、撮影現場で求められる表現を学んでいったのです。