泉谷星奈の生い立ち|父親・母親・妹との家族エピソードと子役デビュー

泉谷星奈の生い立ちと父親・母親・妹との家族エピソード、子役デビューを紹介する肖像イラストと金色の枝葉を配した表紙

PROFILE

人物プロフィール

ふりがな
いずたにらな
カテゴリー
女優
出身地
神奈川県
生年月日
2017年6月15日
芸能活動開始
2017年
女優デビュー
2018年
デビューのきっかけ
オーディション

ドラマ『海のはじまり』で、目黒蓮さん演じる月岡夏の娘・南雲海を演じた泉谷星奈(いずたに・らな)さん。

大人の俳優たちと向き合いながら、母親を亡くした少女の気持ちを丁寧に演じた姿が、多くの視聴者の印象に残りました。

そんな泉谷さんは、実は生まれた年の2017年から芸能活動を始めています。

赤ちゃんモデルとして仕事を始め、幼児向け番組やドラマへの出演を重ねるうちに、日曜劇場のレギュラー役や月9ドラマの重要な役を任されるようになりました。

家庭では妹とごっこ遊びを楽しみ、工作やヘアアレンジも大好きだという泉谷さんは、どのような子ども時代を過ごしてきたのでしょうか。

今回は、そんな泉谷星奈さんの生い立ちや家族、小学校時代、芸能界へ入ったきっかけ、子役としての初期活動、女優としての転機をご紹介します。

泉谷星奈の幼少期|0歳から始まった芸能活動

泉谷星奈さんは、2017年6月15日生まれです。

名前は「星奈」と書いて「らな」と読み、テアトルアカデミーの公式プロフィールにも「イズタニラナ」と掲載されています。

芸能界に入ったのは、まだ言葉で自分の希望を伝えることも難しかった赤ちゃんの頃でした。

2017年に赤ちゃんモデルとして芸能界へ

泉谷さんは、2017年にテアトルアカデミーの入所オーディションを経て、赤ちゃんモデルとして芸能活動を始めました。

誕生した年から仕事を始めたため、芸能界入り前の学生生活や、別の職業を経験した時期があったわけではありません。

ただし、赤ちゃんモデルとして仕事を始めたことと、自分でセリフを覚えて演技するようになったことは別です。

初期の活動には、赤ちゃん用品の広告や雑誌など、乳幼児だからこそ参加できる仕事も含まれていました。

所属事務所の出演履歴には、花王「メリーズ」のパッケージや、講談社の幼児向け雑誌『げんき』『いないいないばあっ!』などが並んでいます。

こうしたモデルや広告の仕事も、泉谷さんの子ども時代における芸能活動の一部でした。

一方、入所オーディションへ応募することになった具体的な家庭内の経緯や、誰が最初に応募を提案したのかについては、本人の言葉として確認できる詳しいエピソードは限られています。

生まれて間もない時期から撮影の仕事に参加していたことが、その後の子役生活の出発点となりました。

『平成細雪』と『いないいないばあっ!』での幼い頃の仕事

泉谷さんの初期のドラマ出演として確認できる作品の一つが、2018年放送のNHK BSプレミアムドラマ『平成細雪』です。

この作品には、妙子の赤ちゃん役として出演しています。

まだ生後1年にも満たない時期の出演であり、成長してから取り組むセリフのある演技とは、仕事内容も異なります。

その後、2019年にはテレビ東京のドラマ『二つの祖国』にベティ役として出演しました。

同じ2019年には、NHK Eテレ『いないいないばあっ!』の冬レギュラーとしても出演しています。

『いないいないばあっ!』は、乳幼児に親しまれてきた番組です。

ドラマ、幼児向け番組、広告と、泉谷さんは小学校に入学するよりもずっと前から、さまざまな撮影現場を経験していました。

その後、成長に合わせて、幼少期役やセリフのある子どもの役を演じる機会も増えていきました。

芸能活動と演技活動の違い:2017年の赤ちゃんモデル活動が芸能界入りに当たり、2018年の『平成細雪』は確認できる初期のドラマ出演です。赤ちゃん役への出演と、その後のセリフを伴う演技活動は区別できます。

泉谷星奈の家族|父親・母親と妹の月菜

泉谷星奈さんの家族については、本人がインタビューで語った父親・母親との日常や、妹との遊びが知られています。

妹は泉谷月菜(いずたに・るな)さんで、2024年には姉妹が同じドラマの同じ役を、それぞれ異なる年齢として演じました。

家族との具体的なエピソードからは、撮影現場とはまた違う泉谷さんの姿が伝わってきます。

父親と母親との暮らしで語った思い出

泉谷さんは、父親と一緒にドラマを見ることがあるそうです。

2025年9月3日に公開された『AERA with Kids+』のインタビューでは、普段からドラマが好きだという話の中で、父親とのテレビ鑑賞についても触れています。

お父さんが見ているドラマも、気になって最後まで一緒に見ちゃいます。

出典:AERA with Kids+「大活躍の子役・泉谷星奈さんが語る“尊敬する俳優”とは?」(2025年9月3日)

このインタビューでは、いつか月9ドラマや日曜劇場の主人公を演じたいという夢も語っていました。

すでに両方のドラマ枠で出演経験を持ちながら、今度は主人公にも挑戦してみたいと考えていたのです。

一方、2024年9月28日の『めざましmedia』のインタビューでは、家庭でのちょっとした失敗も明かしています。

妹と一緒に布団の上でジャンプして遊んでいたところ、布団がずれてしまい、父親と母親から注意されたことがあったそうです。

そのとき泉谷さんは、両親に謝ったという出来事を笑いながら振り返っていました。

仕事では難しい感情を表現する泉谷さんも、家では妹と夢中になって遊ぶ小学生でした。

母親については、幼い頃からの芸能活動やオーディションに関わるエピソードが残されています。

2024年の『海のはじまり』では、家で大人にセリフを教えてもらいながら練習していたことを本人が説明しています。

また、2025年には母親が受け取った電話から、ミュージカルの大きな合格を知ることになりました。

父親の職業や母親の過去の経歴については、こうした本人の家族エピソードだけから断定できるものではありません。

家族の存在がよく伝わるのは、一緒にテレビを見たり、遊んだり、仕事の知らせを受け取ったりする具体的な場面です。

妹・月菜との遊びと『海のはじまり』での姉妹共演

泉谷さんには、妹の月菜さんがいます。

姉妹は家でも一緒に遊ぶことが多く、2024年の『めざましmedia』のインタビューでは「おうちごっこ」や「赤ちゃんごっこ」が好きだと話しています。

おうちごっこでは星奈さんがお母さん役、月菜さんが赤ちゃん役になることもあれば、姉妹そろって赤ちゃん役になることもあったそうです。

そんな2人が実際のドラマで姉妹共演を果たしたのが、2024年の『海のはじまり』でした。

星奈さんが南雲海を演じる一方、妹の月菜さんは、海の3歳から4歳頃の姿を演じました。

月菜さんは2024年8月12日放送の第7話に登場し、同年8月26日放送の特別編にも出演しています。

この起用には、姉の星奈さんが撮影現場で妹の話をしていたことが関係していました。

村瀬健プロデューサーは、幼い頃の海を演じる子を探す際、星奈さんから妹の年齢を聞き、母親に一度撮影現場へ連れてきてもらえないかお願いしたことを明かしています。

実際に月菜さんと会ったところ、姉妹がよく似ていることもあり、海の幼少期役として出演することになりました。

月菜さんにとっては、これが初めての演技経験でした。

番組公式Xでは、月菜さんと目黒蓮さんが撮影現場で初めて対面したときの映像も公開されています。

同じ南雲海という役を姉妹が演じたことで、ドラマの中では一人の女の子の成長が表現されました。

家族とのごっこ遊びではお姉さん役になることもあった星奈さんが、撮影現場では妹と同じ役を分担することになったのです。

泉谷星奈の小学校時代|バレエとものづくりが好きな素顔

泉谷星奈さんは、幼い頃から芸能活動を続けながら、小学校にも通っています。

2024年の『海のはじまり』出演時には小学1年生で、学校の友達からドラマの感想を伝えられることもあったそうです。

また、クラシックバレエを特技としており、工作や髪のアレンジなどにも関心を持っていました。

クラシックバレエと学校生活

テアトルアカデミーの公式プロフィールで、泉谷さんの特技として紹介されているのがクラシックバレエです。

バレエを習い始めた具体的な時期や教室名については、本人の確かな発言に基づいて一律に説明できるわけではありません。

ただ、舞台で歌やダンスを披露するようになる前から、体を動かす表現に親しんでいました。

2024年の『海のはじまり』の撮影では、学校の友達も泉谷さんの出演を見ていたそうです。

同年9月のインタビューでは、友達から前日の放送を見たと声をかけられたことを話しています。

特に印象に残っていたのが、ドラマ第3話で海が泣く場面についての感想でした。

友達から泣く演技を褒めてもらい、うれしかったと振り返っています。

学校では友達と過ごし、撮影現場では俳優として仕事をするという2つの生活が、小学校に入学した頃にはすでに重なっていました。

2025年の『AERA with Kids+』のインタビューでも小学2年生として紹介され、学校生活を送りながら女優活動を続けていることが伝えられています。

出演作品が増えても、学校での出来事を楽しそうに話す姿は、同世代の子どもたちと変わりません。

工作やヘアアレンジへの興味と子どもの頃の夢

泉谷さんは、家でものを作ることが好きだと話しています。

2024年9月の『めざましmedia』のインタビューでは、使い終わったシャンプーの容器を利用して、お風呂で遊べる新しいおもちゃを作ったことを紹介しました。

その頃、将来なりたい仕事として挙げていたのが、ドラマの装飾部の仕事です。

装飾部は、撮影で使う家具や小道具、室内の飾りなどを準備し、作品の世界を作る仕事です。

泉谷さんは撮影現場で、俳優として演じるだけでなく、セットを作る人たちの仕事にも興味を持っていたのでしょう。

ほかにも、美容師になりたいという夢を話していました。

髪を切ったり、三つ編みをしたり、ドライヤーでヘアスタイルを整えたりすることが好きだったそうです。

同じインタビューでは、有名人になりたいという希望も挙げながら、将来の夢は変わるかもしれないと笑っていました。

ものづくりが好きな一面:シャンプーの空き容器からおもちゃを作ることや、ヘアアレンジを考えることなど、泉谷さんは普段の遊びの中でも自分で何かを作ることを楽しんでいました。

2024年の『海のはじまり』では、撮影の合間に大竹しのぶさんと一緒に、革に糸を通して小物を作ることもあったそうです。

泉谷さんは、大竹さんが針で指を刺さないよう気にかけてくれたことも、好きなところとして挙げていました。

学校や家庭で好きなことを楽しむ一方、ドラマでは幼少期役から物語に深く関わる子どもの役へと、出演の幅が広がっていきました。

泉谷星奈の子役時代|『オールドルーキー』への抜擢

赤ちゃんモデルとして芸能界入りした泉谷さんは、幼児期からテレビドラマへの出演を重ねました。

2021年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演し、2022年にはTBS日曜劇場『オールドルーキー』で主人公の家族を演じています。

この頃には、乳幼児として撮影に参加する仕事だけでなく、人物の気持ちや家族関係を表現する役が増えていました。

大河ドラマや幼少期役で重ねた出演経験

泉谷さんは、2021年放送の大河ドラマ『青天を衝け』第33回に鏡子役として出演しました。

翌2022年には、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に義経の娘役として出演しています。

同年には『となりのチカラ』で中越愛理の幼少期役、『マイファミリー』で友果の幼少期役も演じました。

いずれも、作品の中で成長後の人物につながる子ども時代を担当する仕事でした。

幼少期役では、大人の俳優と同じ人物を演じる場合もあります。

そのため、年齢が幼くても、物語の中でどのような経験をした人物なのかを理解し、表現することが求められます。

泉谷さんは、こうした出演を重ねながら、役名のある子どもの役を経験していきました。

ただし、最初の演技仕事がどの作品に当たるかは、赤ちゃん役や幼少期役を含めて考える必要があります。

2022年の大きな抜擢を、芸能界入りや女優としての最初の出演と同じものとして扱うことはできません。

2022年に日曜劇場のレギュラー出演をつかむ

泉谷さんの子役としての活動で、大きな役となったのが、2022年6月に放送が始まったTBS日曜劇場『オールドルーキー』です。

主演は綾野剛さんで、泉谷さんは主人公・新町亮太郎の次女、新町明紗を演じました。

主人公の妻・新町果奈子を演じたのは榮倉奈々さんで、家族の場面では稲垣来泉さんが演じる姉の泉実とともに登場しています。

物語の中心となる新町家の一員として、主人公が仕事を失ったあとの家族生活や、家族の支えを描く場面に参加しました。

泉谷さんにとって『オールドルーキー』は、連続ドラマで主人公の娘という大きな役を任された作品です。

それまでの幼少期役とは異なり、同じ家族の一員として複数の場面に登場する経験になりました。

2022年には、このほかにも『クロサギ』『三千円の使いかた』『赤ひげ4』などに出演しています。

2023年には『ブラッシュアップライフ』で真央役を演じ、さらに『いちばんすきな花』への出演が決まりました。

『いちばんすきな花』では、のちに『海のはじまり』でも仕事をする村瀬健プロデューサーとの接点が生まれています。

泉谷星奈の女優としての転機|『海のはじまり』の海役

2024年、泉谷星奈さんはフジテレビ系月9ドラマ『海のはじまり』で、南雲海役に選ばれました。

この役は、目黒蓮さん演じる月岡夏が、自分に娘がいることを初めて知るという物語の中心に置かれた少女です。

母親を亡くした海は、初めて会う父親や周囲の大人たちと関わりながら、さまざまな感情を経験していきます。

まだ小学生だった泉谷さんは、その海を演じるために何度ものオーディションを受けていました。

『いちばんすきな花』で演じた幼少期役

『海のはじまり』の前年、2023年に泉谷さんが出演したのが、フジテレビ系ドラマ『いちばんすきな花』です。

この作品では、今田美桜さんが演じた深雪夜々の幼少期を担当しました。

夜々は、子どもの頃から周囲の期待や決めつけに悩み、自分らしく振る舞うことの難しさを抱えてきた人物です。

泉谷さんは、成長後の夜々が抱える思いを伝えるうえで欠かせない子ども時代を演じました。

同作を担当した村瀬健プロデューサーは、2024年の『海のはじまり』でもプロデューサーを務めています。

泉谷さんにとって、同じ制作陣と再び仕事をする機会となりましたが、海役への起用は、そのまま決まったわけではありませんでした。

制作チームは全国から子役を探し、何段階にもわたるオーディションを実施しています。

何度ものオーディションを経て南雲海役に

『海のはじまり』の制作チームは、南雲海を演じる子役を決めるため、全国各地から候補者を募りました。

村瀬プロデューサーによると、同年代の子役を幅広く見たうえで選考を進めたそうです。

その結果、何度ものオーディションを経て、泉谷星奈さんが南雲海役に選ばれました。

村瀬プロデューサーは、フジテレビの公式発表で、泉谷さんを選んだ理由について次のように語っています。

海は星奈ちゃんしかいないと思いました

出典:フジテレビ『海のはじまり』公式サイト・村瀬健プロデューサーコメント(2024年5月8日)

泉谷さん自身も、海役をどうしても演じたいと考えていました。

オーディションの前には、実際に海へ足を運び、海という少女がどのような気持ちでいるのかを想像していたそうです。

役名と同じ場所に出かけ、自分が演じる人物の気持ちを考えてから選考に臨んだのです。

出演が決まったときには、大好きな役を演じられることが本当にうれしかったとコメントしています。

『海のはじまり』は2024年7月1日に放送が始まりました。

泉谷さんは、物語の中心に立つ南雲海として、目黒蓮さん、古川琴音さん、有村架純さん、大竹しのぶさんらと共演しました。

海役の気持ちを考えた芝居と目黒蓮との共演

『海のはじまり』で特に印象的だったのが、海が涙を流す場面です。

2024年9月の『めざましmedia』の独占インタビューでは、泣く演技をするとき、まず役の気持ちを考えていることを明かしました。

海の母親・水季が亡くなったときの気持ちや、もし自分の母親が亡くなったらどう感じるかを考えていたそうです。

それでも涙が出ないときには、監督と相談することもありました。

それでも泣けなかったら、監督に相談して

出典:めざましmedia「『海のはじまり』で話題の子役・泉谷星奈(7) 泣きの芝居は『気持ちを考えて…』」(2024年9月28日)

監督と話しながら、悲しみを表現するための方法を探していたのです。

セリフの覚え方にも、泉谷さんなりの方法がありました。

最初は家で大人に相手役のセリフも含めて教えてもらい、少しずつ練習していたそうです。

それを何度か繰り返すと、最後には誰にも教えてもらわなくても、続けてセリフが出てくるようになると話しています。

本番でセリフを忘れてしまうこともあり、その際には台本を見せてもらって、もう一度挑戦していたそうです。

こうした役作りやセリフの覚え方は、めざましmediaの本人インタビュー映像でも紹介されています。

一方、撮影現場では、共演した目黒蓮さんとの楽しそうな交流もありました。

目黒さんは、カメラの準備をしている間に泉谷さんをおんぶして、いろいろな場所へ連れて行ってくれたそうです。

また、Snow Manのダンスを教えてもらうこともありました。

2人がSnow Manの『ブラザービート』を一緒に踊った動画も、番組公式TikTokで紹介されています。

泉谷さんは目黒さんのダンスを見て、本人はやはり上手だと感じたと話していました。

海の母親・水季役の古川琴音さんとは、セットに貼ってあったシールに名前をつけて遊ぶこともあったそうです。

また、有村架純さんとは、当時流行していたものについて話をしたと振り返っています。

約4か月にわたった撮影を終えるときには、泉谷さんが感極まって涙を流す場面もありました。

ドラマ公式Xには、そんな泉谷さんを目黒さんが受け止める撮影終了時の映像が残っています。

2025年の『AERA with Kids+』のインタビューで、泉谷さんはそれまでの仕事の中でも『海のはじまり』が特に思い出に残っていると語っています。

長時間にわたった海辺での撮影では、共演者やスタッフと一緒に貝殻を拾ったことも楽しい思い出になったそうです。

大規模なオーディションでつかんだ南雲海役は、泉谷さんが自分で役の気持ちを考え、長期間のドラマ撮影を経験した重要な仕事となりました。

そして翌2025年、泉谷さんはテレビドラマとは異なる表現が求められるミュージカルへと活動の幅を広げました。

泉谷星奈の舞台挑戦|『SPY×FAMILY』のアーニャ役へ

2025年、泉谷星奈さんはミュージカル『SPY×FAMILY』で、アーニャ・フォージャー役に選ばれました。

『SPY×FAMILY』は、遠藤達哉さんの漫画を原作とする作品です。

アーニャは人の心を読むことができる少女で、表情やリアクションの豊かさが魅力のキャラクターです。

テレビドラマで子役として出演を重ねてきた泉谷さんにとって、舞台上で歌やダンスを交えて役を表現する新しい経験となりました。

母親と喜んだアーニャ役の合格

2025年6月13日、ミュージカル『SPY×FAMILY』の製作発表記者会見が行われました。

会見には、アーニャ役を交代で演じる4人のキャストの一人として、泉谷さんも登壇しています。

泉谷さんは以前からアーニャが大好きだったそうで、役に決まったことをとても喜んでいました。

会見で語ったのが、合格を知らされた日のエピソードです。

その日は、家でごはんを食べる前に母親へ電話がかかってきました。

母親から電話を代わった泉谷さんは、相手からアーニャ役に合格したという知らせを受け取ったそうです。

えー、やばい!泣いちゃう!

出典:テアトルアカデミー「泉谷星奈 ミュージカル『SPY×FAMILY』製作発表記者会見に登壇しました!」(2025年6月14日)

泉谷さんは、うれしさのあまり涙が出そうになったことを会見で明かしています。

母親の電話をきっかけに知った合格は、家族と一緒に喜んだ出来事として本人の記憶に残りました。

会見では、役に向けた意気込みも語っています。

自分は変顔が得意だと話し、観客を楽しませられるような面白いアーニャを演じたいと笑顔で答えていました。

大好きだったキャラクターを演じる機会をつかみ、泉谷さんは2025年にミュージカルの舞台へ進みました。

ミュージカルでの初舞台と2026年の続投

ミュージカル『SPY×FAMILY』は、2025年9月20日に埼玉県のウェスタ川越でプレビュー公演が始まりました。

その後、10月には東京・日生劇場で公演が行われ、全国各地でも上演されています。

泉谷さんが演じたアーニャは、セリフだけでなく、歌やダンス、表情や体の動きを使って感情を伝える役です。

ドラマでは撮影した場面を編集して一つの作品にしますが、舞台では観客の前で物語が進みます。

泉谷さんは、そうした舞台ならではの表現にも挑戦しました。

舞台を経験したあと、2026年5月20日には続編となるミュージカル『SPY×FAMILY 2 爆弾犬篇&豪華客船篇』でもアーニャ役を務めることが発表されました。

続編では、泉谷さん、古座野叶さん、真野麗花さんの3人がアーニャ役を交代で担当しています。

2026年9月にはプレビュー公演が始まり、同年9月22日から10月29日まで東京建物 Brillia HALLで東京公演が行われました。

続投が決まった際、泉谷さんは前作の千穐楽で衣装を返すのが悲しくなり、泣いてしまったことも明かしています。

それほど好きだったアーニャを、再び演じられることがうれしかったそうです。

2026年の続編では、原作の「爆弾犬篇」と「豪華客船篇」のエピソードが舞台化されました。

泉谷さんは製作発表で、ヨルが戦いの中で力を取り戻す場面や、アーニャがヨルを助けようとしながら自分も楽しんでしまう場面が好きだと語っています。

好きなキャラクターをもう一度演じる機会を得た泉谷さんは、前作で経験した舞台の世界へ戻り、新しい物語に参加しました。

女優としての活動の広がり:2018年には赤ちゃん役としてドラマに出演し、2022年には日曜劇場で主人公の娘を演じました。2024年の『海のはじまり』では物語の中心人物を担当し、2025年からはミュージカル『SPY×FAMILY』でアーニャ役にも挑戦しています。

2026年の舞台でも、泉谷さんは自分が大好きだと語ってきたアーニャを演じました。

乳児期に赤ちゃんモデルとして始まった芸能活動は、ドラマで役の感情を考えながら演じる仕事へと広がり、観客の前で歌やダンスを交えて表現する舞台にも及んでいます。